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今日の佐賀感染報告

本日、1013例目~1017例目の新型コロナウィルス感染症に関する記者レクが行われ、次のとおりHPに概要が公開されました。

○健康増進課参事
 これまでの検査状況などについてご報告いたします。
 これまでに11件の陽性を確認しております。
 まず、1018例目・10歳代女性・小城市、1019例目・60歳代女性・佐賀市、1020例目・70歳代女性・伊万里市、1021例目・50歳代女性・佐賀市、1022例目・50歳代女性・佐賀市、1023例目・40歳代女性・佐賀市、1024例目・70歳代男性・神埼市、1025例目・70歳代男性・佐賀市、1026例目・70歳代女性・佐賀市、1027例目・70歳代女性・佐賀市、1028例目・70歳代女性・佐賀市です。
 検査件数は改めてお知らせしますが、現時点で291件、検査が終了しております。

 それでは、昨日報告しました5件について、追加情報をお知らせいたします。
 まず、1013例目・70歳代女性・佐賀市です。カラオケ喫茶利用者としてウイルス検査を実施し、2月21日に陽性を確認しています。2月16日にご利用されているとのことでした。基本、ご自宅で過ごされているとのことで、同居のご家族や接触のあったご親族などの検査を実施し、6名全員の陰性を確認しております。

 次に、1014例目・60歳代女性・佐賀市、この方もカラオケ喫茶利用者としてウイルス検査を実施し、同じく2月21日に陽性を確認しております。この方は14日にご利用されております。ご家族や接触のあった方々の調査と検査を行っており、その関連で、冒頭に報告しました1022例目の陽性を確認しております。関係は知人とのことで、ご一緒にカラオケ店などに行かれていたということのようです。また同じく、1023例目の陽性も確認されております。この方は同居のご家族と聞いております。ほかの同居のご家族2名は、昨日、陰性を確認しているところです。

 続きまして、1015例目・60歳代男性・佐賀市です。この方もカラオケ喫茶利用者としてウイルス検査を実施し、2月21日に陽性を確認しています。
 この方につきましては、クラスターに関する呼びかけに応じ、自ら保健所に相談されて検査に至っております。資料記載日以外にも複数回、店舗を訪問されているというふうに聞いております。
 同居のご家族やお仕事の関係者の調査と検査を行っており、その関連でご報告しております1024例目の陽性を確認しております。
 接触の日時、場所などは今のところ不明ではございますが、いずれかの店舗で一緒になられていたとのことでした。
 ご家族6人とお仕事の関係者3名の合計9名につきましては、22日に全員の陰性を確認しているところです。

 続きまして、1016例目・60歳代女性・佐賀市です。
 1006例目の接触者としてウイルス検査を実施し、2月21日に陽性を確認しております。知人とのことです。
 同居のご家族1名の検査を行ったところ、22日に陽性を確認しております。冒頭で報告した1025例目になります。

 最後です。1017例目・20歳代女性・佐賀市です。
 1010例目の接触者としてウイルス検査を実施し、2月22日に陽性を確認しております。同居のご家族やお勤め先の調査を行っており、必要に応じて検査を実施します。お勤め先については、既に31件の検査を実施し、全て陰性を確認しているところです。

 症例のご説明は今差し上げたとおりなんですけれども、今ご説明させていただいたとおり、本日確認された11件の中にもカラオケ利用者が多いということで、本日、野田医療統括監のほうから、カラオケ等の使用について補足をさせていただくということで今日同席をいただいているところですので、統括のほうにお願いしたいと思っております。

○医療統括監
 今、参事のほうから説明がありましたように、今日もカラオケ関係の陽性者が確認されています。11件先ほど説明をいたしましたけれども、そのうち9件がカラオケ関係です。詳細についてはまた調査をしていかなければなりませんけれども、結果として数多くの方がカラオケという場といいますか、カラオケの同好の士といいますか、そういう愛好される方々がカラオケの店を複数箇所、それから、中には頻回に訪れる方がいたということで、感染の拡大が見られていると考えています。

 カラオケ自体が悪いということではないんですけれども、結果として感染者が出ているということは、必ずしも十分な感染防止対策が行われていなかったというふうにも考えられるわけであります。中には、会食なんかもされていますので、全部をカラオケだというふうに言うつもりもないんですけど、カラオケがかなり要因としては考えられるということは間違いありません。
 今公表しているお店は2件ありますけれども、少なくとも昨日までに確認された例について見てみますと、4店舗程度はやはりその方々の中で行っている店があるということが分かっています。これもさらにまた調査をしますと増えていくという可能性もあると思います。

 カラオケについては、そもそも業界が、業者がガイドラインを出しておられます。これはカラオケボックスとは違うタイプですね。カラオケを伴う飲食店で、比較的広いエリアで、みんなでカラオケを楽しむというようなタイプのお店ですけれども、マスクの着用ですとか、2メートル以上離れるとか、そういった基本的なことは書いてあります。
 ただ、なかなかカラオケを歌うときに、必ずマスクをしなさい、それから、マスクをしない場合については、少なくとも2メートル以上離れたり、間にカーテンを入れてやってくださいというふうなところがどれだけ徹底されているかといったところについては、お店に私は行ったわけではないので、それが欠けていたというふうに言い切れない部分もあるんですけど、ヒアリングで、皆さんからお話をお聞きする限りは、やはり結果として、ガイドラインに沿った形になっていない場合もあったんではないかと思っております。

 そういう意味でカラオケについては、十分にそういった留意ができないような状況があるのであれば、複数のお店に行かれるとか、頻回に利用されるということは避ける必要があると思います。
 もしそういうことが、お店もお客さんのほうでも守ることができるということであれば、感染対策を十分にやった上で利用されるということで、十分注意をして、感染拡大の防止にご協力いただきたいと、県民の皆さんに呼びかけたいと思います。

○健康増進課参事
 それでは、現時点での病床使用率等についてご説明いたします。
 病床全体の使用率ですが、医療機関においては使用数24、最大確保数336に対して7.1%。
 ホテル使用率は、使用数11で、最大確保の354に対して3.1%。
 重症の方はいらっしゃいませんので、確保数47に対してゼロですので、0%。
 中等症の方につきましては7人ということになります。

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