『目からウロコ・記憶クンは幼児3』
{記憶の赤い糸}
はい、そうなのですよ。
再利用した際にマタマタ無造作に投げ出したのでは忘却の彼方、永遠の彼方へと旅立ってしまうのでした、ほぼ絶対に。
大事なので繰りかえしますね。
“記憶クン”というものは常に一緒に遊んでいて欲しい幼児のようなものだから持ち主の気分一つで使われたり無視したりされるのは嫌がるらしいのでした。
ですので「君のことは大切に思っているよ」との思いを込めた“赤い糸”というキズナを用い結んでおきましょう。
するとホボ間違いなく思い出せるようになりますよ。
つまり、それで“記憶クン”も安心し一人遊びしつつ“マタのお呼ばれ”を待っておりましょう、確実に。
さて、では、その“赤い糸”とは一体なんなのか。
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