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福岡でピックルボールサークルを立ち上げた話

昨年の7月に福岡に移り住んで、もうすぐ1年が経とうとしている。
仕事がフルリモートで、お酒を飲まないから夜の街にも行かない(福岡にいるくせに親不孝通りも屋台も未経験)ということもあり、気づくと会社のメンバーとしかコミュニケーションを取らない生活になっていた。

せっかく新しい土地に来たわけだし、街との接点も作っていきたいと思い、この5月にピックルボールというスポーツの社会人サークルを立ち上げた。

ピックルボールとは

ピックルボールとは60年代に米国で生まれたラケットスポーツである。

テニスやバドミントンのようにネットを挟んで、球を打ち合うスポーツ「ピックルボール」
(中略)
プラスチック製の球には小さな穴がいくつも開いており、思い切り打っても空気抵抗で失速する。パドルを持つ手と打面の距離が、バドミントンやテニスのラケットに比べて短く、球との距離感もつかみやすい。
コート(幅六・一メートル、長さ一三・四メートル)は、バドミントンと同じ大きさ。ルールはテニスとほぼ同じだ。基本的には、相手からコート内に打ち返されてきた球を、ノーバウンド、もしくはワンバウンドで相手に返さなければならない。シングルスとダブルスがあり、後者が一般的。

東京新聞|シニアも夢中!楽しくラリー「ピックルボール」 球ゆっくり、パドルで打ち合う

動画を見ていただくと手っ取り早い。

米国ではここ数年で最も成長したスポーツに挙げられ、競技人口は500万人ほど。一方、日本国内の競技人口は2千人程度と、まだまだ規模が小さい。

ぼくがピックルボールを知ったきっかけも、購読しているLobsterrというニュースレターの中で、近年米国で大人気のスポーツとして紹介されていたことだった。

ぜひやってみたいと思って調べたものの、福岡にはサークルがなく、最寄りは佐賀のサークルらしい。
佐賀のサークルに連絡してみたところ、ぜひ来てくださいと回答いただけたので、電車とバスを乗り継いで1時間半、佐賀までピックルボールを体験しに行ってきた。
いざやってみると、これはおもしろいスポーツだとすっかりハマってしまった。

ピックルボールのおもしろさ

①初心者でもたのしめる
ピックルボールは、30分ほど試し打ちをすれば、なんとなくラリーを続けられるようになる。
細かいルールや戦術などはさておき、最初はキャッチボールのような感覚で始められるので、初心者が取り組みやすい。
端的に言って、下手っぴな人でも下手っぴなりにたのしめる

ぼく自身、球技は大の苦手で、ラケットスポーツも体育の授業以外では未経験だったのだけど、たのしく続けられている。
サッカーやテニスだと、こうはいかないだろうなと思う。

②腕力よりも集中力が大切
ピックルボールは、穴あきボールという性質上、ボールにスピードが出ない。
また、ネットの手前に通称「キッチン」と呼ばれるボレー禁止ゾーンがあるため、テニスのように強いボールが返ってくることが少ない。
双方の技術が習熟すればするほど、積極的に点を決めにいくのではなく、相手のミスを待ってポイントを稼ぐスポーツになる。
そのため、性別や年齢による腕力の差が出にくく、フェアにプレーができる。

福岡ピックルボールクラブ

今年の3月に練習会を企画したところ、予想以上に参加者が集まり、おかげさまで5月からは「福岡ピックルボールクラブ」というサークルとして正式に活動することになった。
現在は20〜40代を中心に男女22名の幅広いメンバーで活動している。

というわけで、もし福岡にお住まいでご興味ある方がいれば、ぜひぜひ以下の募集サイトからご連絡いただけるとうれしいです。


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