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7/8 選手を深掘りしてみた~奥川編~

こんにちは。移動日はすることが無い原田です。

さて、今日は試合がないので不定期企画、選手を深掘りしてみたをやってみようと思います。記念すべき第1回目は今後のスワローズにとって重要な役割となりそうな奥川投手です。ぜひ皆さんからの情報も私に分けてもらえると嬉しいです。

奥川恭伸 投手 右投右打 2001年4/16生まれ23歳
星稜高校卒 2019年ドラフト1位
2021年に飛躍の年となるも、その後は度重なる怪我との戦いで1軍マウンドから遠ざかる日々を送ります。それでも必死にリハビリを続ける中でフォーム改造に挑戦。ボールの出どころが見えにくいフォームを意識した腕の位置でキャッチボールを続けました。そして、リリースの瞬間まで左肩が開かないようにしバッターからボールが見えにくいフォームを目指したとNHKの取材に答えています。復活した時には以前よりレベルアップしていなければいけないという気持ちで、1軍マウンドを目指し努力を重ね、今年6/14バファローズ戦で980日ぶりの勝利を手にしました。大粒の涙を流しながらヒーローインタビューに答える姿はスワローズファンだけでなく、多くの他球団ファンからも「おかえり」「おめでとう」の言葉が聞かれました。その後神宮でも勝利を挙げた奥川投手に、低迷するチームの課題である先発投手陣の救世主となって欲しいものです。

150km/hを超えスピードもキレも十分の真っ直ぐを主体とした投球で、スライダー、フォーク、カーブを投げます。球数に気をつけて投げなければいけないので、どんどんゾーンで勝負したいと話していましたが、生命線のストレートのストライク率が39.7%と低めで苦労している印象はあります。ピンチを背負う場面が多く見られていますが、変化球を丁寧に投げ打ち取っています。特に打者の目線を外す緩いカーブと、カットボール気味に曲がるスライダーはカウントを稼ぐ球として大きな役割を果たしています。力感なく左足を上げ、踏み込み位置がやや狭い状態から思い切り腕を振る緩急のついた投球フォーム。前回の神宮での登板は一塁側に体が傾くことが多かったので、やや肩の開きが早いこともあるのでしょうか。理想とするフォームに近づけば、さらに良い投球ができるのかもしれません。

書いたり調べたりしてると止まらなくなりそうなのでこの辺で終わりにしようと思います。スワローズの未来を担う選手として期待され、1度は輝きを放つも怪我に泣かされた背番号18が、これまでの努力を勝利という結果で示してくれることを楽しみにしています。

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