あまりモノを買わない私がここ1、2年、書籍を週に1冊以上は購入しています。 それまではどうしても義務感が拭いきれなかった読書ですが、エッセイに夢中になったことをきっかけに心から好きと言えるようになりました。 1冊を読み終えるのに映画数本分の時間を要する読書は、怠惰な私にとってはかなりHPを削られる仕事です。 だから、これは違うとなると徒労感を引き摺ってしまう。 そんな読書が続いたとき、本棚で眠っていた「もものかんづめ」の後書きを何気なく捲っていると、巻末対談に登場している