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弱点をうまく変える

2023年8月17日 病弱な子どもでしたが、今はなんとか元気に暮らせています。

子どもの頃ってすぐ熱を出すことが多いですよね。
自分の孫にもいつも熱を出している子がいますが、まあそれなりに元気そうなので安心しています。

今でもそうなんですが、扁桃腺を腫らしてしまうことが多く、ウイークポイントになっています。
なんなら大好きなトンカツを食べた時に扁桃腺を揚げ衣で傷をつけて腫れていることもありますから、よほど弱いのでしょう。

幼稚園の頃、行くのが楽しくてしょうがないのにすぐ腫らしてしまって熱を出していました。
出席簿が残っていて、みてみると出席しないといけない日数の四分の一は休んでいます。
熱だけではないのでしょうが、スタンプが押されていないのは休んだという証拠です。

幼稚園から小学校の間、いつも耳鼻科にいっていました。
扁桃腺をはらし、中耳炎になり、副鼻腔炎になり、最初は母と一緒でしたが、小学校も上級になれば、自転車に乗って一人で通いました。
いわゆる常連小僧で、先生とも受付の人とも仲がいいし、病状をしっかり伝えることはできたからですが、本当は治療の痛みを母に見られたくなかったのです。一人で行けば見栄を張って我慢することができるからです。
どうしても母がいると甘えてしまうので、一人が良かったのです。

小学校の頃から、流石に初めての病院は保護者が必要なので一緒に行きましたが、病院や床屋、商店などの場所は一人で行くようになりました。
この頃から自立心が養われていったのだと思います。

それもこれも、病気がちだったからというのがあります。
ひ弱ならひ弱なりに、どうにか自分でやっていかなければなりません。親にいつまでも管理されるのが嫌だったのかもしれません。

いつも何かしら身体を壊していたので、今でも弱いところがあります。
病気という弱点(ウイークポイント)は、自分のことを冷静に知ることに役立ちました。
安全を第一に考えたり、どこまで無理ができるのか、それ以上は危険なのかなどをなんとなく知ることがきます。
言い換えれば、長所にもなっていると思います。

弱みや痛みを知っていることで、他者のことを推察し労わる(いたわる)ことができます。
弱点は強点に変えられるのです。

たとえ病気になっても、元気(心や精神も含めたもの)でいることを第一に考えています。
せめて心は病むことのないように、精神を平静に保てるように暮らしています。

若い時のように無理はできません。
無理するのじゃなくて、ここぞというときに全力を発揮できるのが、「人間の底力」といえます。

自分のためでなく誰かのためなら、もっと深いところにある底力が働きます。

活動のために使いたいと思います。みなさんの人生時間を幸せな時間で満たせたらと思います。読んでいただいてありがとうございます。