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今のトレード方法になった訳

手法的な話は以前からお話ししてますが、十人十色です。性格も時間軸もトレードに費やせる時間も環境も違いますので、その人にとって一番理想的なトレード手法を考えれば良いと私は思っております。

今日は私が今のトレード方法に落ち着いた訳や、その過程を書いてみたいと思います。

現在私は主に順張りのトレードを行っております。
※FXトレード(テクニカル編)でご紹介しております。

では、私がこれまでにおこなったトレード手法には

①トレンドフォロー(押し目買い、戻り売り)
②逆張りのスキャルピング(大きく動いたチャートのリバウンドを狙う方法)
③チャートが動き出してから、動いてる方向にエントリーする順張りの方法

どの手法にも長所と短所があります。
どれが最も優れてるかは比べる事が出来ませんが、私的には現在の方法
③が一番しっくりきています。

トレードを初めて一番最初に覚えたのが①の方法でした。
この方法の短所はトレードの時間が掛かりすぎる事でした。
ポジションを半日持つことや10時間保有する事もありました。
トレンドフォローなので、上げてるチャートが下がって来た所をロングするのですが、一番チャートが停滞する場所であり、ポジションを持った後、レンジになりやすく、ストップも多少大きくとる必要がありました。
10時間ポジションを保有し、その間、もちろん利益が出ていた場面もあったのに最後損切りに掛かる苦痛はかなりのものでした。

ただ、①の方法をとっていた時期はまだドル円のスプレッドが3銭、ポンド円のスプレッドが9銭くらいの時でしたので、今の言うスキャルピングが出来る時代ではありませんでしたので、そのようなトレード方法が普通でした。

その後数年が経ち、ドル円のスプレッドが小さく、今では0.3銭です。
2012年の後半~2013年に入り、スキャルピングが流行りだしました。
ニコ生放送でも、スキャルピングの配信が盛り上がってきた時期です。

私もその時期くらいからスキャルピングを勉強し、その方法がメインとなっていきました。
デメリットもありますが、この方法は比較的簡単で、特に2013年からはアベノミクス相場が重なりボラティリティが上がり、ある意味誰でも勝てる?という感じでした。

勿論、個人の利益は証券会社(相対取引)の損になりますので、対策を取られ、口座凍結の嵐となりました。

今でも少なからずその流れは続いておりますが、SNSの普及で露骨にも出来なくなり、スキャルピングを行う場所ではスプが広がります(笑)

ただ今でもボラティリティが高いとスキャルピングが通用します。
私も指標トレードの時は今も多少ですが、スキャルピングを行っております。またチャートが拡大レンジ(ダイヤモンドフォーメーション)の時は他のトレード手法は捨てて、スキャルピングだけしてます。

ただ、スキャルピングは基本チャートの動いてる動きの逆張りでした。
動いてる方向にエントリーすることはありませんでした。

ですので、落ちるナイフを拾うわけです。
そのまま落ちて行くこともありますので、その見極めが必要です。
ほとんどがナンピンで助かりますので損切りが難しいです。
ナンピンで助からないときは地獄を見ます。

試行錯誤してる内に順張りのスキャルピングも取り入れるようになりました。

今までは落ちるナイフを拾っていましたが、1pipsも損失が出なくて利確出来ることはほとんどありませんでした。
ど底や天井を見つけるのは難しい、多少のマイナスは覚悟して逆張りしてる事になります。

ならば、落ちそうなナイフに乗っかるほうがいいのでは?と思うようになり、落ちそう、落ちてく初動にロングではなくショートするようになりました。

ただこれは、逆張りのナンピンと違い、曲がった場合にナンピンすると、ど底ショートになり、ナンピンで助けるのではなく、即損切りを選択する事になりました。

この順張りのスキャルピングもボラティリティが高いと数pipsの利確は簡単なのですが、髭相場が続くと損切りの嵐、騙しの連続になります。

見極めが難しく、やっと上手く行った時の数pipsの利確ではとてもトータル収支をプラスに持っていくことが私には出来ませんでした。

そんなこんなを続けながら、順張りのスキャルピングから、順張りのデイトレードに変わって行きました。

損切りは小さく出来る。騙しも多いので、勝率は悪い、だから利確は伸ばす。損切りは小さく、利確が大きく、そして落ちるナイフに乗っかるので勝負時間も早い。

いろんな意味で自分にしっくりきました。

後はこのトレードの制度を磨くことに専念しました。
所謂どのトレードでも、その人にしっくりくればいいのであって、自分にしっくりくる手法を磨く事が大事だと思います。

あれもこれも出来る人であれば良いですが、私は今の方法がしっくりきたので、この方法で勝つ為には、この方法の欠点をみつけ、この方法が通用するチャートの形、時間帯、タイミング等を研究しました。

そして現在に至ります。

私が理想的と思うトレード方法はポジションを持つ時間を出来るだけ短く、そして出来るだけ値幅が取れるトレード方法です。
そして、損切りが出来るだけ小さくする事が最も重要だと考えております。

レンジのど真ん中で2分の1で勝つより、トレンドの最中に2分の1で勝つほうが私は勝負が早く、値幅も狙えると考えております。

勝率50%でリスクリワード1:3であれば爆益です。
そんなに上手く行くわけはありませんので、勝率は35%~40%でも勝てるリスクリワードで勝負します。

もともと、利益を握るのには慣れておりましたので、自分にはこの方法がしっくりきました。

ただ、今のトレード方法にも短所があり、それは長時間チャートを監視しなければならないという事です。
これはデイやスキャの方、みんなに言える事だとは思います。

今後10年以上もトレードを続けるとして、今のトレード環境を続けられるか、自分でも少し不安があります。
そして、出来れば旅行や旨いものを食べに行ったりと、今見たいな牢獄状態(笑)から抜け出して、お金を稼げる状態にしたいと思っております。

欲を言えばキリがありませんので、少しずつでも理想に近づけたらいいかなと思っております。

と言う事で今日は私が今の手法に落ち着いた訳と、私が思う理想的なトレード方法のお話でした。

ご購読ありがとうございました。

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