ロスカットの大切さ

2月も今日で終わりです。皆さんは2月のトレードは如何でしたでしょか？
私はドヤツイートが出来ず、ツイートするとｄｎと言われそうな成績でしたので、触れないでおきます。

今日はロスカットのお話です。

ロスカットについて、皆さんどう思われますか？
損切り貧乏、ロスカットが遅すぎた、エントリーが悪かった。
切ったところが天井だったり、底だったりする（ロスカットして損した）

いろんなロスカットがあると思いますが、私が考えるロスカットとは、全てのロスカットは正しいと考えています。

遅すぎようが、底ロスカットであろうが、それは正しいロスカットです。
強制ロスカットの手前で手動で切るロスカットすら正しいロスカットだと思います。

自分でロスカットした事に意味があると思っております。
ただ、本来であれば小さなロスカットで済んだ筈です。

そもそも、ロスカットを考えないトレードは私には無いので、想定外の動きをしたらロスカットをしますが、ロスカットを遅れる、ロスカット出来ないと言うのは、そもそもロスカットを想定していないか、想定していてもロスカットをする事が出来ない事になります。

もともとロスカットを想定してなくて、口座資金と心中するのであれば、口座資金がロスカットの想定になるので、それはそれで良いと思いますが、ロスカットを想定して、その場面が来ると出来ない、ロスカットを変えると言うのは、私は良くない行動だと思います。

エントリー時点で、値動きを想定しているはずですが、その時点で利益側の動きのみ想定して、損益側の動きを想定していない事になります。

反対に動くと、ノイズだと思い、もっと反対に動くとおかしい、そんな筈はないと考えます。最後にはロスカット出来ない損失を抱え、お祈りしかなくなります。

お祈りも効く時はありますが、いつも効く訳ではありません。だからこそ、ロスカットは大事で、その為にテクニカルは大事です。

テクニカルはレートの位置をしっかり教えてくれます。
どちらに行くかは教えてくれませんが、今どこにレートがあるのかを教えてくれます。

そして、危険なのか、大丈夫な範囲なのか、チャートの形で見ることが出来ます。自分の想定内の動きかどうか、想定外になるのはどの場所なのかを知る事が出来るはずです。

想定外の動きのチャートまでも、利益に変えれる運と能力が備わったトレーダーであればいいですが、普通は無理です。

出来る事とすれば、せめて損失を小さく押さえる事くらいです。

テクニカルはどちらに行くかは教えてませんが、どう言った場所から、今の場所にどのくらいの速さで来たかを教えてくれます。
その動きから、その後の動きを想定して、上がると思えば買い、下がると思えば売ります。

相場が強いのか、弱いのか、小さい動きなのか大きな動きなのか、動きが早いのか、遅いのか、進んでるのか、戻ってるのか、レンジなのかトレンドなのか、そして、自分は何を狙っているのかでエントリーとロスカットを決めれると思います。

私はロスカットを考えエントリーを考えます。
どうなればロスカットと言う事が先にあります。
なので、出来るだけロスカットを小さく出来る場所でエントリーをします。

その為、乗り遅れたり、入れない場合も多々あります。
それは想定してない動きで自分が思っていた方向に動いたという事になります。

１、想定してる動きで勝つ　〇
２、想定していない動きで負ける　✖
３、想定していない動きで勝つ　✖

３、の想定していない動きでも勝ちたいと思うのは皆さん同じです。
そして、勝つこともあります。
大きな損失を抱えてもレートが戻って来て、利益になる事は意外と多いです。ですが、このトレードを頻繁に行ってると最終的には負けます。

１、だけをやり続けて勝つのは難しいですが、この方法で勝てるようにならなければ生き残るのは難しと私は思っております。

ロスカットを想定して、そしてそれを実行して、きちんと勝っていくトレード方法は簡単ではありません。
簡単に勝てるのであれば、みんなが大金持ちになります。

楽して勝とうと思うからこそ、３、を選択してしまうのです。

世の中そんなに甘くないし、相場の世界はそれこそ一番厳しい世界の筈です。綺麗ごとを言うなと思う方もいるかと思いますが、何億あっても無くなります。私はこれまでにそんな人たちを見て来ましたし、これからも見ることがあるかと思います。

運が良ければ３、を続けて、大きく稼ぐことが出来ます。
運が続かなくなった時には、それまでの勝ちを失う事になるかと思います。

１、で勝てないのであれば、もっと技術や能力を磨く努力をする筈ですが、３、はそれを怠ります。だからこそ１、をやる努力が必要だと私は思っております。