見出し画像

エンジニアでよかった。今はそう思う。

皆さんは「エンジニア」と聞いてどう思いますか?


回答1「技術者?なんの?」
回答2「なんか凄そうだけど、よくわかんね」
回答3「真面目そうなイメージの人」

色々と感じると思います。

実際には多くの種類の「エンジニア」が世の中には存在します。
例えば「システムエンジニア」だったり「セールスエンジニア」。
具体的に何する職業か想像できますか?
これらの職業に携わっていなければよくわかりませんよね。

社会人になってから多くの「エンジニア」をしてきましたが、対する相手によって「何の」エンジニアであるか使い分けてきました。
~使い分けというよりわかりやすくしてただけ。ではあるが~

プログラムを組んだり、パソコンを使ってなんかしてると「システムエンジニア」と称していました。実際にはパソコンに限らずコンピュータシステムに関わる全ての事を扱っていました。
コンピュータの心臓部であるCPUの知識や、その動作を決めるマシン語(01で識別される命令群)、そしてメモリへのアクセス方法やそれを担うおぺレーティングシステム(OS)、周辺機器を接続するためのインターフェースなど、あらゆる知識があって初めて仕事になっていたと思っています。

パソコンを売っていた時は「セールスエンジニア」と言っていましたが、営業の出来る技術者という位置付けですね。
しかし場合によっては技術的なことがわかる営業とも思われ、微妙なニュアンスが違うなぁといつも思っていました。
その後は今で言う「システムインテグレータ(SIer)」として生きてきました。

SIer(エスアイヤー)というのは、ユーザである企業様のやりたいことを具体的な形で示して実際のシステムに反映する業種です。
つまり、「何でも屋」笑
「システムインテグレータ」は「エンジニア」が入っていません。
それは技術的なことが出来なくても技術がわかっていれば出来る職業だからでしょう。なんか損した気分であるが、響き的にはカッコイイから気に入ってます。

前置きが長くなりましたが、「エンジニア」と呼ばれる職業は「セールス」と違って物を売るのではなく「技術」を売るのですから、具体的な価格が決め難いものです。
なにせ、どこまでやったらユーザが満足して、いくらの金を払ってくれるのか基準が無いのです。
例えば、遊園地に行ったときに入場料の高い乗り物に乗って「案外つまらなかったね」と言うよりは、安くても「なんか楽しかったね」のほうが良いですよね。でもそれには何の基準もありません。
そういった職業なのです。

では、どうして何十年も続けてこれたのか?

答えは「ユーザ満足度」なのです。

お客様の要望に対して忠実に答えることが出来て70点。
プラスアルファが出来て100点なのです。

このプラスアルファが癖になり、「どうやったらこの人は喜ぶか」を常に意識して仕事に取り組む。そうすると、お金にならない喜びがあるのです。
(実際には、お金になるのですが、このことについては後日の記事で)

「助かった、ありがとう!!」

の一言が「エンジニア」にとっては最高の報酬なのです。



#エンジニアでよかった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?