彩月莉愛がデビューするまで

なぜ、私がアイドルを始めたのか？

今回はそこを明らかにしていこうと
思います。

一番初めにアイドルをやりたいと
思ったのが中学生のときでした。

その当時の私はアイドルは
NMB48しか知らなかったし、
アイドルをやるならNMBしかない
と思ってました。

私は本来NMB48のオーディションを
受けるつもりでしたが、
色々な要因で断念。

次オーディションがあったらリベンジ
しようと待っていましたが、
そこから3年間オーディションが
行われることはありませんでした。

もうアイドルをするには遅いだろうと
思い、そこでアイドルになることは
諦めたのです。

ただ私は踊ることが好きで振りコピを
趣味でやっていたり、
クリエイティブな性格だったのもあり
それを活かして
自分の好きなことをいずれ仕事に
していきたいなとは思っていました。

そんな中で出会ったのが、
アイドルをコンセプトにした
コンカフェと言われるものでした。

メイド喫茶は知っていたけど
コンカフェというものが存在するんだ
とそこで初めて知り、
ここならやりたかったことができるん
じゃないか？と思い
挑戦してみることにしました。

ステージ付きのコンカフェで
ライブタイムでは歌って踊ることができ
配信に撮影に物販の制作などなど
初めての経験が盛りだくさんでした。

自分のやりたいを形にできる場所
だったので、私にはぴったりでした。

今まで地上アイドルの振りコピしか
してこなかったのですが、
そのお店が某地下アイドルのコンセプト
ということもあり、
地下アイドルの曲を覚えなければならなか
ったのでそれをきっかけに
色んなアイドルの曲を聴くようになりました。

そうやっていくうちに
地下アイドルって全然知らないだけで
曲も良ければ素敵なグループがこんなに
たくさんあるんだ！ということを知り、
アイドルをもっと勉強したいと
思うようになりました。

急遽やってくる卒業ラッシュ。

先輩や同期がアイドルになるために
次々と卒業していく時期がありました。

羨ましいな..と思う反面、
私はアイドルを諦めた身なので、
今更感があったしコンカフェだけで
充分満足もしてたので、
そのときは特に気にもしなかったです。

だけど、
卒業していった先輩の活躍を見たり
ステージで歌って踊って
アイドルらしいことをしていくうちに
もっともっと色んなこと挑戦してみたい！
と思うようになっていきました。

そうやって意欲が頂点に達していたとき、
たまたまお店に遊びに来たお客さんが
私のライブステージを見たあとに
声をかけてくれたのです。

『外部でライブやることに興味はないか？』

と言ってくれました。

私は迷うことなく
『できるならやりたいです！』
と一答えました。

そして、
初めてステージに立ったのが
2021年4月3日。

そこでステージに立つ楽しさ
を覚えました。
本当はこういうことがしたかったんだ
と確信にも変わりました。

そこからしばらくライブには
出ていませんでしたがある日、
コンカフェでアイドルプロジェクトを
立ち上げるという話が出ました。

すぐにその話を受け、
小学生のときからの仲の友達
(過去私にNMBを勧めてくれた友達)
を誘いユニットでデビューする予定でした。

オリジナル曲も一つ作り
作詞も振り付けも初めての経験でしたが
経験になるからと自分自身で手掛け、
ユニット用にポジション考えたり
お披露目のためにたくさん練習してきました。

ですが、お披露目の一週間前から
その友達と連絡がつかなくなり
そのまま当日を迎えました。

さすがにお披露目当日に辞退する
ことはしたくなかったので、
私一人でもステージに立つことを決めました。

2021年10月24日
これがアイドルとしての彩月莉愛が
スタートした日になります。