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『くじらのぷうぷう』(はらまさかず・文、山本久美子・絵、イマジネイション・プラス)が8月…
信用金庫の冊子『楽しいわが家』2023年7月号、表紙のことばです。 全国の信金さんで。無料で…
どうして お話を書くか。 それが一番伝わると思うから。 民話とかグリムとかも、そういうもの…
梅雨の明けた蒸し暑い夜、 妻も娘も明日は早いからと寝てしまった。 真夜中、ひとり、与謝蕪村…
僕には、もうすぐ4才になる娘がいます。僕が朝、会社に行こうとすると、いつも「また行くの…
娘が生まれてからずっと、寝る前に読み聞かせをしてきた。幼いころは頬を寄せ合い、一緒に絵…
夜、仕事を終え、電車に乗って家に帰る。 そろそろ寒くなってきた。 駅からの帰り道、後ろから子どもの声が聞こえてきた。 「お母さん、なにか歌おうよ」 「えー、やだよ」 と、お母さんは言ったのに、子どもはおかまいなく、 「ど・う・し・て、君が泣くの」 と、歌いだした。すると、嫌だといっていたはずのお母さんも、すぐに、 「まだ、ぼくも泣いていないのに」 と、いっしょに歌いだした。 二人がさーっと、私の横を通り過ぎた。お母さんは自転車をこぎ、女の子は後ろに乗っている。
75才の父が会社を退職した。今年の4月末で辞めたらしい。11月になって母がようやく教えてく…
「ほしがき」 また、母から干し柿が届いた。 いらないって、言ってるのに。 なんでわざわざ送…
学生の頃、母から干し柿だの、ぎんなんだの、いつも食べきれないほどの食材が送られてきた。…