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#エッセイ

(本の裏側③)キッチンシンク以外はなんでも混ぜ込む!?クッキー

2024年3月号『きょうの料理』の【おやつの時間】でアメリカの焼き菓子3品をご紹介しました。今回は自分の本ではなく掲載誌の話を書こうと思います。 特別なテキスト『きょうの料理』母が購読していたNHKテキスト『きょうの料理』は物心ついたときからいつも本棚にある一番身近な月刊誌でした。 かつて「きょうの料理」には【男の料理】コーナーがあり、そこで司会をされていたのが作家の東理夫先生です。東先生はテキスト誌面で【東理夫のあの人に逢いたい】という連載も執筆されていて、中でも印象的

(本の裏側②)グラノーラは朝食かおやつか

書き続けるって難しいですね。本の裏側その2。ようやく書き上げました。2011年に『コブラーとクランブル』を上梓して以来、ほぼ一年に一冊のペースで本を出してきました。訳書と共著もあわせて11冊。計算が合わないのは、インドネシアで暮らしていた期間があるためです。 『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』ができるまで2冊目の本『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』(PARCO出版)執筆のきっかけは、遡ること『コブラーとクランブル』の打ち合わせの頃。雑談で私が口にした「今日はグラノーラを焼い

特許庁から菓子文化研究家への転職

2本目のレシピ記事の準備をしていたところ、投稿企画に「転職体験記」を発見。noteをはじめたばかりの自分を知っていただく機会になればと思い、先にこちらを書くことにしました。 新卒で特許庁に入り6年目に退職。菓子文化研究家の肩書きで仕事をはじめてから15年以上経ちます。この記事がどなたかの転職のご参考になったり、私が発信するアメリカの食にご興味をお持ちいただくきっかけになったりしたら嬉しいです。 国家公務員になるまでアメリカンカルチャーに影響された団塊世代の親の元、まんまと