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2024年2月の記事一覧

(本の裏側②)グラノーラは朝食かおやつか

書き続けるって難しいですね。本の裏側その2。ようやく書き上げました。2011年に『コブラーとクランブル』を上梓して以来、ほぼ一年に一冊のペースで本を出してきました。訳書と共著もあわせて11冊。計算が合わないのは、インドネシアで暮らしていた期間があるためです。 『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』ができるまで2冊目の本『自家製グラノーラと朝の焼き菓子』(PARCO出版)執筆のきっかけは、遡ること『コブラーとクランブル』の打ち合わせの頃。雑談で私が口にした「今日はグラノーラを焼い

(本の裏側①)あれから12年-「コブラー」を伝えるチャンスがもう一度やってきた

昨年末に『コブラーとクランブル』(PARCO出版)の電子書籍が出ました。紙版が出版されたのは2011年なので、12年目にして電子書籍化されたわけです。 書籍『コブラーとクランブル』のこと『コブラーとクランブル』は私の最初の著書で、菓子文化研究家の肩書きで仕事を始めてから5年目に発売されました。まず、アメリカにはパイより簡単なコブラーという家庭的なデザートがあること。そしてそれは特別な材料や道具は不要であること。毎日でも食べたくなる飽きのこない滋味深い味であること。が伝わるよ

特許庁から菓子文化研究家への転職

2本目のレシピ記事の準備をしていたところ、投稿企画に「転職体験記」を発見。noteをはじめたばかりの自分を知っていただく機会になればと思い、先にこちらを書くことにしました。 新卒で特許庁に入り6年目に退職。菓子文化研究家の肩書きで仕事をはじめてから15年以上経ちます。この記事がどなたかの転職のご参考になったり、私が発信するアメリカの食にご興味をお持ちいただくきっかけになったりしたら嬉しいです。 国家公務員になるまでアメリカンカルチャーに影響された団塊世代の親の元、まんまと