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まだ読み始めたばかり、だけど

読み終えてから感想を書こうと思っていた。
書こうと思っている。

残業して、バス停まで歩いていて、明日休みだなって力が抜けて、買いたかった本があるじゃないって思い出した。
駅のバスターミナルに降りる階段の手前だったから、駅の中の本屋さんに向かった。

本屋大賞ノミネートのコーナーを横目で見ながら、エッセイのコーナーに向かう。
平積みの本たちを見ていくけれど見当たらない。新刊のコーナーかなと角を曲がると、可愛い表紙のお目当ての本が目に入ってきた。

この可愛い表紙に、素敵な帯がついている。
本屋さんで帯も見てみてほしい。

ジェーン・スーさんのエッセイでは、歳が近いこともあって、現実味を帯びて沁みる一文に出会うことが多々ある。

『はじめに』をバスの中で読み始め、第一章に入る。降りるバス停が近くなったころ、『なんだか素敵、までの道のり』を読み終えようとしていた。
最後の一文に、思わず「上手い、この一文が書けたなら」と私の中のわたしが嫉妬に近い賛辞をおくる。

最後の勝負は遺影だ。

ジェーン・スー著『きれいになりたい気がしてきた』

脳内ナレーションはもちろん、吉田羊さん

明日、ゆっくり読み進めるのが楽しみだ。
きれいになりたい気がしてきたから読んでいるのに、夜の11時過ぎてサッポロ一番塩ラーメンを食べている。きれいになれない気がしてきた。

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