夫、元気を出して
日常
夫は8月に転職をしてからずっと元気がない。といっても元気がない時もあればイライラしているときもある。彼の持ち味?である陽気な少年のようなところが最近見られないのだ。
主に仕事の悩みで、まさに中年の危機に直面しているのかもしれない。
最近は家族に打ち明けるモードになったようで、自分の辛さを言葉にして打ち明けてくれる。つんつんとしていた頃よりは対応は楽だ。
自分が他の人と比べて価値がないように思う、それを考えると泣きたくなる、辛くなる、一人でいるのがつらい、そんなように語っている。
仕事や家族のことなどを前は悩みにしていたが、やはり仕事が中心の悩みのようで、新しい組織と今までの組織とのギャップや自分が求めている仕事の内容と実際の仕事のギャップとか、そんな自分の思いとのギャップに苦しんでいるようだった。
新しい仕事はそれなりの職位を与えられ、時には講演会の講師にも呼ばれたりと輝かしいようにはたからは見えるのだけど、本人の心はそうではないというところがまた理解されがたいのかもしれない。
とりあえず、東畑先生の雨の日の心理学を思い出し、雨の日に濡れている夫に傘を差しだして一緒に雨宿りをしていくしかない。
夫は自分で「うつっぽいかもしれない」と言い出した。
心理職を目指す自分としては夫にどのようにかかわるのかを真剣に考えてしまう。
東畑先生のいうところの正常心理学と言われる「家族の関わり」だけでは難しいようならば異常心理学も検討することになるのかもしれない。
とりあえず、一緒に傘を差しながら様子を見ていこうと思う。
明日は仕事はお休み。
ちょっと気が緩んでしまい、家でビールを飲んでしまった。
父の心臓のペースメーカー埋め込み手術も上手くいったようでよかった。
そんな水曜日。
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