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バスク旅行記 準備編

昨年8月のバカンスは、スペインバスクに出かけた。ずっと昔、ku-nelという雑誌でバスクの特集を見たことがあった。難しいバスク語を話し、自分たちの文化に誇りを持ち、おいしいものが大好きな人たち。それがバスクのイメージだった。

それから20数年。8月に長期休暇をとることにした2019年。遂にバスクに行くことにした。意外と雨の多い気候であるバスク 地方。真っ青な海と空が眺められる季節は7〜8月に限られているらしい。

クレアのスペイン特集、バル巡りに焦点を当てたガイドブック、ブログ等から情報収集をした。なかでも、高城剛さんによる「人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか」は、バル文化が発展したバスクの背景がよくわかり、かつ読みやすく、これから訪ねる街への想いをますます盛り上げた。ハイパーメディアクリエイター?のイメージが変わりもした。

旅先での移動はなるべく少なくしたい。知らない街の中にお気に入りの店や散歩道ができて、少しだけでもその場所に馴染んできたと実感できること。そんな時間こそが、旅の楽しみだと思っている。

行先はスペインバスクに絞った。訪れる街は、バル巡りの花形であるサンセバスチャン、星付きレストランエルカノがあるゲタリア、アートの町でスペインバスクの玄関口となるビルバオ。

エアは、スターアライアンスのターキッシュエアを選んだ。食事がおいしいし、イスタンブールのラウンジはなかなか豪華だし、ヨーロッパ系のエアに比べると価格も控えめ。夜22時頃の出発なので、日中仕事をしてから出発できるのが効率的。さらに機内食が美味しいのも重要なポイントだ。

サンセバスチャンはブログを参考に選んだ「Lgazpi Doce Rooms」に4泊。旧市街にも新市街にも歩いて行ける便利な立地。ゲタリアはエルカノの隣にあり、お部屋から海が見える「Hotel Itxas Gain Getaria」に2泊。ここではのんびり過ごしたい。ビルバオはホテルがたくさんありすぎて決められず、結局なんとなく立地と口コミで選んだ「Hotel Tayko Bilbao」に2泊。

ホテルはすべて大成功だった。ホテルだけでなくバスク旅行のすべてが最高だった。

今年の夏もバスクに行こうかと考えている。それくらい楽しい旅だった。まずは初めてのバスクについて記録を残していきたいと思う。



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