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2014年 日本縦断キャンプツーリング 16日目

2014年5月8日(愛媛)

面河渓

面河キャンプ場の目の前を流れている面河川を散歩してみると、目を疑うほどの透明度に驚いた。駐車場の脇にある崖を見ると尋常じゃない高さで、これにも驚いた。昨日は寒くてそれどころじゃなかったけど、とんでもない絶景スポットでキャンプしていたようだ。

面河渓からは、もみじラインを走り久万高原を抜け、皿ヶ嶺を通り松山市へ行き、防寒用の衣類を調達しておく。松山市から北側に無料キャンプ場が数箇所あるので探してみる。という感じで出発しました。

面河渓
面河渓
亀腹

皿ヶ嶺

皿ヶ嶺へ向かうスーパーで朝食をすませていたら、配送トラックの方に声をかけられた。皿ヶ嶺にある風穴がおすすめらしく、道案内までしてくれると言うので、車についていって風穴まで連れて行ってもらうことに。

登山口の駐車場まで案内してもらったのですが、学校行事で多くの学生達が山頂を目指して登っている。人ごみの中を歩くのは大変だろうと思い諦めてしまった。

ここまで来たのだからいくべきではと思うのと、また来る楽しみを残しておこうと思うのと、気持ちとしては半分半分。案内してくれたトラックの方には申し訳ないけど、また機会があれば、ということにして松山市へ向かいます。

キャンプ場探し

松山市で買い物を済ませてキャンプ場を探していたら、玉川湖に無料のキャンプ場があるらしいので行ってみることに。時間に余裕があったので市街地を抜けて海岸線から県道17号を使って向かうつもりが、アスファルトやコンクリート特有の足元から来る暑さに耐えられなくなり、国道317号へ逃げてきて峠越えで玉川湖へ向かいました。

玉川湖のほとりにある龍岡キャンプ場。湖畔はきれいだけど、道路沿いで民家も近いので少し悩んでしまう。すぐ近くの朝倉ダムにもキャンプ場があるので、行ってみることに。鈍川にある温泉に寄ってから朝倉ダムへ到着。

朝倉ダムでキャンプすることに決めました。自然に囲まれていて、立派な東屋もある、なんと言っても公園内にある池で鯉が泳いでいた。鯉を見ながら夕食をするって風情があるじゃないですか。池のそばにテントを張って、あとはご想像の通りで夕食をしていました。

旅のルートについて(補足)

北上すると言っている割には、戻ってしまっているようなルートになっているので、少し説明を・・・。

四国を抜けるとしたらフェリーで和歌山へ渡るのが手っ取り早いのですが、大三島からフェリーで岡村島へ渡り「とびしま海道」を走り、広島から出雲へ抜けて日本海側を北上する予定でいます。

この旅をする少し前に、大隅半島にある林道の取材にきた記者さんを林道案内したことがあり、その時に「しまなみ海道」の話を聞いていて気になっていました。ただ、125cc以下だと専用バイク道が走れますけど、今回の旅で乗っている250ccのバイクだと高速道路になってしまうので諦めていました。白浜海岸でお世話になったチャリダーから「とびしま海道」の話を聞いていたら走ってみたくなり、今治から高速道路を使って大三島へ行き、そこからフェリーで「とびしま海道」という予定になっています。

四国で出会ったほとんどのライダーから、急いで北上しても寒いだけになるというアドバイスも頂いていたので、のんびり北上するために選んだルートでもあります。6月頃に北海道へ上陸するのがストレスなく走れるという話だったので、それを目標に北海道へ向かう予定です。

ルートとは関係ありませんが、香川の讃岐うどんも食べずに北上します。なぜかと言うと、北海道へ行った帰り道で楽しみをとっておきたいから。私の場合は、こういうのがないと帰り道が辛いだけになってしまうので、楽しみを残しておくのは結構重要なのです。

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