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2014年 日本縦断キャンプツーリング 41日目

2014年6月2日(新潟~山形~秋田)


関沢森林公園

目が覚めて辺りを見回してみましたが、熊や猿の痕跡は見当たらなかった。

出発の準備していると公園を散歩に来た方が、鹿児島ナンバーに驚き声をかけてきた。つい最近、指宿市に観光に行ってきたらしい。しばらくすると車がきて、鹿児島ナンバーに驚き声をかけてくる。この辺の山に詳しい方で、熊が住んでいるのは知っているけど、キャンプ場には来ないから安心していいと言われました。近くに名水が湧いているとのことで、名水を汲んでから出発しました。

北に行けば行くほど、鹿児島ナンバーというだけで、声をかけてくれる人が増えていく。旅をしていると地元の人に声をかけてもらえるだけで、どこかほっと安心する。なんともありがたく、心強い。

関沢森林公園

北上

関沢森林公園からは県道54号で国道113号の松林のところに辿り着き、海岸線を北上していきます。

弁天島と由良海岸へ立ち寄り海岸線を北上していきます。酒田市でツーリングマップルに載っている海鮮料理屋を探してみるも、見つからず。空腹に耐えかねて、途中にあったラーメン屋に駆け込み、昼食を済ませました。

弁天島
海岸(場所不明)

鳥海ブルーライン

酒田市を抜けた辺りから、右手に見えていた鳥海山が近づいてくる。地図で確認するとバイクで走れるらしいので、行ってみることにしました。

鳥海山へ向かって走っていると、テンションが上がりまくる道が現れた。まさに名道と呼ぶのにふさわしい「鳥海ブルーライン」。上りは鳥海山がメイン、下りは日本海がメインという、なんとも贅沢な景色が味わえる。

鉾立展望台へ行って、雪解けの鳥海山をじっくりと眺めます。思わず登ってみたくなるほど美しい姿でした。

地元でこんな道があったら、休みのたびに通っていると思う。ここを走るためにオンロードバイクを買ってしまうかもしれない。それほど大満足の道でした。

鳥海ブルーライン(鳥海山)
鳥海ブルーライン(鳥海山)
鳥海ブルーライン(残雪)
鳥海ブルーライン(日本海)
鳥海ブルーライン(日本海)
展望台
展望台(奈曽川)
鳥海山(鉾立)

飛くずれキャンプ場

鳥海山の景色を堪能した後は、飛くずれキャンプ場へ。だいたいの場所しか分からなかったので、多少迷子になりつつもキャンプ場に到着。

ついに秋田まで来た。隣の隣は北海道。そんなことを思いながら、地図を片手に夕日を眺めて過ごしました。

飛くずれキャンプ場
飛くずれキャンプ場(夕日)

あとがき

これを書いていて思ったのですが、鳥海ブルーラインで満足してしまっていた。確かに満足をしても仕方が無いほど素晴らしい道なのですが、地図をよく見てみると、奥山林道と手代林道を走っていない。由利本荘市にある祓川キャンプ場、大清水園地キャンプ場、法体園地キャンプ場もよさそう。

もし秋田へ行くときは、林道を走ってキャンプしなければ…。とは思うけど、鹿児島からだと遠い道のり。だからこそ、鹿児島ナンバーを見かけて声をかけてくれる人が多かったのだろうと思う。日記には書いていませんが、富山を過ぎたあたりから、コンビニに立ち寄ると十中八九で声をかけられていました。ありがたいことです。

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