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2014年 日本縦断キャンプツーリング 7日目

2014年4月29日(高知)

午前中はまったり

景色を見る上で何よりも大事なのが天気。ということで、晴れた日に四万十川沿いを走りたいので、天気を気にしながら出発を調整していた。午前中は霧がすごくて出発する気にならず。天気予報では昼から雨が上がるとのことだったので、テントを片付けて荷物をまとめて準備だけしておき、キャンプ仲間が入れてくれたコーヒーを飲みながら時間を潰していました。

午前中は霧がすごかった

三原キャンプ場の下見

昼過ぎになっても曇天だったので出発は諦めてバイクから荷物を降ろし、市街地へ向かう。昨日に続いて今日もドコモショップでスマフォの充電を頼んできた。充電が終わるまでは特にすることもないので、1時間ほどの距離にある三原キャンプ場を下見してくることにしました。

ツーリングマップルの情報だと、国道から三原村へ向かう道は苔が生えていると書いてあるので慎重に進んで行く。情報通りのすごい苔の多い道だ。以前、苔で転んで三ヶ月間バイクに乗れなかったことがあり、その悪夢を思い出しつつ、そろりそろりと進んで苔を超える。しばらくすると集落が現れ、2、3個目の集落でお遍路さんの休憩ポイント(遍路小屋)を見つけた。

遍路小屋に人がいたので「この辺にキャンプ場ありませんか?」と聞いてみると、少し先へ行ったところに看板があるとのことだった。休憩してお菓子を食べて行きなさいと勧められたが、先にキャンプ場の下見をしておくことにしました。

キャンプ場の看板を見つけ進んでいくと、入口周辺はかなりの悪路になっていた。キャンプ道具を積んだままだとバランス崩してしまいそうなほど荒れている。入口を過ぎて左へ続く砂利道の先には渓流が見え、川遊び用のシャワーと着替えスペースまである。トイレはボットンだが別に気にしないので問題はない。地面の芝はきれいとは言えないけど、テントを張る分には問題なさそう。こういう所の方が人に会う確率も少なそうで、のんびりとキャンプが出来そうな気がする。ゴールデンウィークでキャンプ場が空いていない時や、人が多すぎる時は避難候補地として最適かもしれない。

県道27号
三原キャンプ場

お遍路さんの文化に感謝

帰りに先ほどの遍路小屋でバイクを止めるとやはり食べ物を勧められる。時間に少し余裕があったので、ありがたく頂くことにした。宮崎から来たお遍路さんも休憩をしていて、井戸端会議に参加した。お遍路さんには弘法大志が付き添っているので、お遍路さんへ食べ物を提供するのは、弘法大志にお供えものをするのと同じらしい。なので、お遍路さんを見かけたら接待をする文化があるとのこと。私のような旅人へも接待をすることで、徳を積めるとのことだ。四国の人はやたらと親切な人が多くて居心地がいいと感じていたけれど、その理由が分かった気がする。無料キャンプ場が多く、旅人に恵まれた環境なのもうなずける。

帰宅

その後、ドコモショップでスマフォを受け取り、買い出しを済ませキャンプ場へ戻った。東屋のベンチとテーブルで夕食を済ませ、早めに寝る事にしました。

夕食

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