見出し画像

2014年 日本縦断キャンプツーリング 44日目

2014年6月5日(青森~北海道)


夜明け前に目が覚めて、まったりと日の出を眺めます。徒歩の旅人も起きてきたので話を聞くと、昨日の夜聞こえてきたのは、彼の歌声だったみたい。ギターを持ち歩いて路上ライブをしながら旅をしているという、なんとも楽しそうな旅をしている人でした。一曲聞かせてもらってから、青函フェリーのターミナルへ向かいました。

観瀾山公園キャンプ場

青函フェリー

フェリー乗り場に着くとハーレーが2台止まっている。神奈川から来たライダーで北海道には何度も行っているらしい。乗船したらシャワーを浴びて、客室へ向かいました。

北海道は無料キャンプ場が点在するキャンプ天国だと聞いていて、ほとんど調べずに乗船していたので、今日のキャンプ候補地を調べます。

まず、道東と道南のどちらへ行くかを、決めなければいけない。道東の最低気温が10度を下回る日が多く、天気予報も傘マークが多い。道南なら最低気温が15℃前後と暖かくて天気も良さそう。ということで、道南のキャンプ場を探しました。

江差町にある「かもめ島」と上ノ国町にある「夷王山」を今日の候補地にして、時間を持て余していたので、道央のキャンプ場も探しておきます。地図と携帯で調べて、よさそうなキャンプ場をピックアップ。そんな作業をずっとしていたら少し気分が悪くなった。言うまでもなく船酔いです。

しばらく横になっていると下船準備のアナウンスが流れ、急いで車両降板にいきフェリーが着岸。念願の北海道へ上陸しました。

青函フェリー
青函フェリー
青函フェリー(青森)
青函フェリー(函館)
函館港

北海道

はるばるきたぜ北海道。ついに来たというか、来てしまったというか、半ば冗談で出発していたので、本当に来れるとは思っていなかった北海道。無料キャンプ場も多く、絶景ロードが数多く存在すると言われるライダーの聖地。わくわくが止まらない!心躍るとはまさにこのこと。

海岸線を走って、北海道最南端の地「白神岬」へ辿り着き、津軽海峡越しに青森を眺めました。

白神岬
白神岬展望広場
白神岬展望広場

夷王山キャンプ場

風がとても強い日で、強風に煽られながらキャンプ場へ向かっていました。夢中で走っていたら、夷王山キャンプ場を通り過ぎ、江差市へ来ていた。スーパーで買い出しを済ませ、そのまま江差市にある「かもめ島キャンプ場」へ向かいます。

かもめ島キャンプ場はバイクの乗り入れは出来ず、階段も登らないといけない。ちょっと大変だなと思いながら様子を見に行くと、地元の方に会った。話を聞くと、砂浜にもテントを張っても良いとのことです。風が強いのでテントが飛ばされないか心配なので、夷王山キャンプ場へ行ってみることにしました。

夷王山キャンプ場へ向かっていると自衛隊車両も同じ方向へ進んで行く。ついて行くとキャンプ場らしきところについた。車から降りて来たので聞いてみると、訓練でキャンプをするらしい。自衛隊がいるならヒグマが出てもなんとかしてくれそうだ。そう思って訓練の邪魔にならないように、少し離れた展望台の下にテントを張る事にしました。

夕食の準備をしているとキタキツネが通りかかった。すぐ近くで毛づくろいをはじめたので、それを見ながら夕食にしました。「北の国から」でおなじみのキタキツネに北海道上陸一日目にして会えて嬉しかったのですが、ルールルルと呼んでも全く反応してくれませんでした。

夷王山神社
夷王山キャンプ場(中世史跡公園)

あとがき

後で分かったのですが、中世史跡公園にテントを張っていたようです。本来の夷王山キャンプ場は、そこから道なりに進んだところにあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?