見出し画像

2024年7月15日(月)の日記「たじまわる、生野銀山、明延鉱山」

・あっという間に旅行最終日!でも満足度がすでに高い。温泉充して実に最高。

・今日は『たじまわる鉱石の道号』に1日乗って兵庫の歴史を巡っていく。デカい目的は『生野銀山』と『明延鉱山』。


生野銀山

・生野の銀、佐渡の金。と呼ばれているようで、自分は小さい頃よく佐渡島に行っていたのでちょっと親近感を覚えながら観光。銀山の中は気温が涼しくて、常に一定だからワインとかお酒の保管庫になっているらしい。

・肌寒さを感じるべきなのだろうけど、自分的には涼しいな〜と自分の手のひらの熱さを実感しながら岩場を進む。自分、代謝が良すぎる。手が暖かすぎることを同行者に伝えたら「リチウム電池が発火してますね」と言われたので「危なすぎる!」と返した。

・ここで昼食だったのだけど、銀山で働いていた人たちが食べていたというハヤシライスを食べさせてもらった。都会から出稼ぎに来ていた家族の作るハイカラなハヤシライスが流行っていたのだそう。但馬牛が入っていて贅沢で美味しすぎた!


・また観光バスに揺られ、神子畑で降りて選鉱場跡などを見学する。ここで発展していた文化がある、という余韻を感じられてエモい気持ちになっていた。


・この後に行った明延鉱山でガイドの方が説明を受けながら1時間ほど鉱山内の探検をしたのだけど、ガイドの方は68歳で親が明延鉱山で勤務していたようで、自身の小学生時代などを振り返った実体験の生々しいガイドを聞けて圧巻 圧倒されてしまった。



・今はもう閉鉱から40年ほど経って過疎が進んでいるが、盛り上がっていた時は4000人もの人が住んでいて、給料も良かったから家に最新の家電製品が置かれていたりして、裕福な暮らしをしていたのだそう。繁栄と衰退の歴史、生々し過ぎ。そしてそんなに昔過ぎないところが一層生々しさを増していく。

・人々の生活を感じて、感動して胸がいっぱいになった。本当に良い体験だった!!!かなりこれは行って良かったし人生の中でも行った方が良い場所だったかも。



・明延鉱山を後にして『道の駅ようか但馬蔵』で小腹が空いたので八鹿肉まんを頬張る。あと明延鉱山で貯蔵されていた日本酒も衝動買いしてしまった。感動したから買いたいし飲みたいと思ったので!!!


・播但線に乗り、南下して姫路からサンライズに乗る準備をする。旅ももう終盤だ…晩御飯は姫路のKOGANEという、クラフトビールのあるお店に行った。

・かなり美味しい!ビールの美味しさがちゃんとわかってくるようになったのが嬉しい。油物と合うね〜飲み比べと2杯くらい飲んだ時点で脳みそにアルコールが回った感じがして「あ〜!酔っ払ったかも!」になった。幸せだ!

・ちょっと早い21時閉店だったので、コメダ珈琲に寄り酔いを覚ましてから、これまた駅前にある『森の湯』という銭湯にお邪魔した。

・何個かお風呂があって、あたしは43度の熱風呂と水風呂の交互浴をして整ってしまった。交互浴、大好きなのでいつまでもいられるんだけど電車の時間があったので程々で切り上げて、待合室で流れているテレビなどをみて時間を調整した。

・テレビ、あまり見ないけど久しぶりに見ると面白すぎる!めっちゃ声出して笑ってしまった。そういう瞬間が幸せだったりするのだ。



・サンライズが無事発車して、初めての寝台列車に上がるテンションが隠しきれない。ロビーへ行ってKOGANEで買い込んだ瓶ビールを飲み、流れていく夜景を眺め、旅の終わりを噛み締めるのであった。

・この後、サンライズ瀬戸際になるとも知らず…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?