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外国人の「ニホンザル愛」

東京でお騒がせのお猿さん

1週間ほど前から、

東京都内で出没しているサル

東京・渋谷、新宿、池袋と
山手線沿線の住宅街で、
その姿が確認され

4日は荒川を越えて埼玉県内へ

ここ数日、噂を聞かないが、
何処へ行ったのかな???

テレビのワイドショーも、
何も言わなくなりましたね。

素直に山に戻ってくれていれば良いのですが。

素朴な疑問で、

麻酔銃で撃って、
山に返してあげれば・・・

と、思うのですが、

また、ここで法律です。

サルは野生鳥獣。

捕まえるには鳥獣保護法
(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)
にもとづき、

都に申請のうえ
許可を得る必要があります。

その際、
ケガをさせられた、
させられる可能性が高いといった理由や、

畑を荒らされるなど
有害鳥獣としての理由が必要らしい。

なので、

このお猿さんは、
都内を移動するだけで、

市区町村や警察では、

『特に近づかず、遠くから見守るように』

これだけメディアを騒がせたら、
十分に罪だと思うのだが・・・

このお猿さんは、

欧米人にとっては、
素晴らしく興味深いものらしい。

というのも、

先進国の中で野生のサルが
生息しているのは
日本だけだからだそうです。

思わず

へぇ~ですよね。

サルは本来、

暖かい地域にすむ動物なので、

寒冷地、特に雪が降る地域で
見られるスノーモンキーは、
世界に類がないのだそうです。

「温泉に入る野生のニホンザル」

長野県山ノ内町にある
地獄谷野猿公苑が有名ですよね。

画像1

アメリカでは1970年に
『LIFE』誌に紹介された
同苑のサルの写真で、

「スノーモンキー」として
話題になったそうです。

画像2

画像3

最初から温泉に入っていたわけではなく
餌付けされていた子猿が

誤って温泉に入った餌を
取ろうとしたことがきっかけで
温泉に入って群の猿たちも
入るようになったそうです。

いまでは寒さの厳しい中で
体を温める知恵として
猿たちが温泉に入っています。

なので、夏場は入らないそうです。

更にビックリなことに、

温泉に入るのはメスと子猿だけ

これまた、へぇ~ですよね。

雄ザルは群れを守るために
すぐに行動できるように備えていたり、

毛が濡れて体が小さく見えることを
嫌うためあまり温泉に入らないそうです。

ちょっと調べてみると、

色々と知らないことが多いです。

ということで、

今朝はお猿さんの話でした。

しかし、東京の猿はどこに行ったのだろうか???


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