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欲求を満たすnoteを書く話

文章を書くのが昔から得意だった、というと全くそんなことはない。夏休みの宿題の中で、読書感想文ほど私を困らせたものはない。そんな私がなぜnoteを書くのか?これから私の三大欲求に分けてお伝えしたいと思う。

①物語を書くのが好き

今回、「noteを書く理由」というテーマで書くにあたり、改めて自分を見つめなおした結果、「物語を作って書き上げるという作業が好きなんだ」ということを自覚した。小学生の頃からノートに自作のマンガを描き、大学生の頃には所属していた演劇部で脚本も手掛けた。冒頭に書いた読書感想文などは大の苦手だったが、「自分で話を作る」のはすごく好きだった。社会人になってからも、時々短い物語を書いてはホームページに公開していた。

そして今、私はライターを目指して勉強をしている。今後は自分の持つパーソナルカラリストとしての知識を前提に、ファッションやメイクなど外見に関する意識や価値観について書いていこうと思っている。自分がこれまでに感じてきたこと、体験してきたことを物語調にお伝えして「こんな風に考えられるんだ」と、私の物語に共感してもらえれば。そんなことを期待して、私はnoteで物語を綴っていこうと思う。

②自己表現をするのが好き

演劇部に所属、と先ほど述べたが、自己表現をすることが昔から好きだったように思う。演劇部時代、一番好きだったトレーニングは「3分間とにかく大声で自分の好きなものを主張する」というものだった。(そのトレーニングのおかげか、今でも好きなものをプレゼンすると「妙に説得力がある」とたいていの人が興味を持ってくれたりもする笑。)

SNSが広がり、誰しもが複数のツールで自分の考えを主張するなど、自己表現を出来る場所が増えた。自己表現が好きな私が、これを使わない手はない。

ちなみに。なぜnoteを選んだのかという話をすると、答えは「シンプルの中にある自由さ」にある。Instagramはいちいち写真を準備しなければいけない煩わしさがあるし、Twitterは140字という制限がある。ブログに関しては広告などが優先し、画面がガチャガチャしているのでどうも見にくい。その点noteは非常に使いやすい。文章を書く画面も分かりやすいし、何文字書いてもかまわない。さらに記事によっては有料記事の作成も出来る。このような理由から、私はnoteを自己表現の場に選んだ。

③ふっと笑ってもらうのが好き

noteを書く三大欲求のなかでも、この項目が一番のウェイトを占める。字数制限のあるTwitterだが、気軽な交流という点では活用をしている。そこでは日常の何気ない出来事や、ときには仕事の愚痴などを漏らしたり、簡素ながらもイラストをアップしたりもしている。本当に何でもない事を呟くこともあるが、時々フォロワーの方から言われるのは「かずささんのツイート見てると元気になれます」というお言葉。オフ会などで会うと「あのツイート面白かった」「愚痴も含めて楽しみにしてる」なんて言われることもある。(愚痴や文句に関してはあまりにも的を射てるらしく、スカッとするらしい。)

このとき感じるのは「自分のツイートを見てもらった」という喜びより「あなたが笑ってくれた」という喜びのほうが大きい。自分が好き勝手に主張した文が誰かのプラスの力になっていることに喜びを感じるのだ。

あなたがnoteを読むのはどんな時だろう?もしかしたら、仕事からの帰り道、少し疲れた状態で読むということもあるかもしれない。そんな時に「またかずささんが面白い話してる。」と、「くすっ」と笑ってくれたなら、私の文章があなたにとってプラスの感情を呼び起こすことが出来れば。

あなたが前に進めるnoteを

私自身、仕事で嫌なことがあり、何もやる気が起きずなんとなくSNSを右往左往していたとき、ふと目にした文章に笑いがこぼれたことがある。次の瞬間には「あ、私笑えるじゃん」と思い涙をこぼしていた。そして「私もこんな存在になりたいな」と感じた。

文章の力は偉大だ。誰かを傷つけることもあるが、誰かに力を与えることだってできる。私は自分のnoteは後者であふれたものにしていきたい。

ところで、SNSをバリバリやっている人は全てが充実しているように感じる。(個人の感想です。)私はというと、今日もフライパンを焦がしながらご飯を作ったし、バスタオルをセットするのを忘れてお風呂上りビチャビチャになりながら部屋を行き来したこともある。ハッキリ言って出来た人間ではない。そんな私だからこそ、書ける文章があると思う。

あなたの背中を押すのではなく、あなたの隣に立つ。

そんなnoteを作っていく。これが私がnoteを書く理由だ。




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