しこりを見つけて乳がん検査を受けました

毎年1月に人間ドックで、マンモグラフィと触診による検査を欠かさず受けていました。ずっと異常なしで安心していたのに、どうも最近右胸より左胸の方が張ってるなぁ。何やらしこりの様な物も感じる…。

〜でも毎年異常なしだもんね!けど念のため受診してみようかな。何もなければそれで安心だし♪

近くの乳腺外来はと…。検索で見つけたクリニック、ネット予約だと最速で1ヶ月後。うーーん1ヶ月待ってもいいけど、一応電話して聞いてみるかー。

「すいません、左胸にしこりがあって受診したいんですけど、近い日で空いてる時間帯はありますか…?」

「では2日後の〇時はいかがでしょう?」

「あっ、ハイ、ではそれで!」

思いがけずトントンと診察日決定。無理にねじ込んで異常なしだったらなんだか申し訳ないなあ、などとのんきに構えていました。だって毎年異常なしだし!(2回目)

検査当日、まずはマンモグラフィでの検査。これ、若い方や胸にハリのある方は拷問に近い激痛と聞いていますが、そのどちらにも当てはまらない私は(泣)「挟まれてるなー」くらいの感じで難なく終了。

マンモの画像を見ても特に異常なし。その後医師による触診とエコー検査へ進みました。検査終了後、先生からの説明が。

「腫瘍の形が不定形で、中に血管も見られるので悪性の可能性があります。お時間大丈夫なら、このまま組織を取って検査しましょう」

ん?悪性?あっそうなんだ。じゃあちゃっちゃと取って検査に回してくださーい

聞いた瞬間は正直こんな感想でした。

その後、組織診と呼ばれる局所麻酔を使った方法で腫瘍の一部を採取し、検査機関に送り、本当に悪性かどうかを確認してから治療方針を決めるとの事でした。

あまりに突然で目まぐるしく終わった乳がん検査。当日は「そうかー悪性かもしれんのかー早期だったらいいなー」とボンヤリ考えるくらいでしたが、日が経つにつれてやはり不安と落ち着かない気持ちが波のように寄せては返してくる…。気がつけば乳がん関係のサイトばかり巡回してるし。

今はまだ、悪性か良性か、悪性ならどの段階か、なーんにも分からず何をしていいのかさっぱり分からん状態です。ただ驚いたのは、マンモグラフィと触診を毎年受けてもそれをかいくぐって腫瘍が出来るということ。乳がんのセルフチェックについては、ネットやパンフレットなど色々な媒体でその必要性が叫ばれていますが、今回、「ホントに必要だわ!!」と強く思った次第です。

結果の出る2週間後まで、うろたえたり諦めたり開き直ったり色んな感情と向き合うことになりそうですが、まあどれも自分なので、「こう過ごすべき」と決めず、ぐにゃりと無理せず待ちたいと思います。



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