見出し画像

【チームatを選んだ理由〜富士通コミュニケーションサービス株式会社 倉方慶子さん〜その❶】atさんには地元福岡で女性活躍のリアルな実績があった

富士通コミュニケーションサービス株式会社
第二CXビジネス本部 ビジネスプロセスソリューショサービス事業部 事業部長
倉方慶子さん

生まれも育ちも生粋の北九州っ子、熱が入ると北九州弁全開に。
バリバリの体育会系、出張先には一泊でもランニンググッズ持参。
地元北九州マラソンから東京・ホノルルと世界デビュー達成中♡

(1)倉方さんについて

―まずは簡単な自己紹介をお願いします!

富士通コミュニケーションサービス株式会社の倉方です。第二CXビジネス本部 ビジネスプロセスソリューショサービス事業部の事業部長を務めています。

ワタシたちの事業部は、楽天グループ様のtoC、toB、toEさまざまなサポート業務を受託しています。事業所としては、北九州は黒崎センター、仙台センター、松山センター、オンサイト二子玉川、そして今年3月に立ち上がったばかりの小倉サテライトオフィスと、全国5拠点、約900名のスタッフと一緒に頑張りながら、事業全体を推進する責任を担っています。

お客様はグローバル企業であり、スピード感満載なのでそこに追従しながら、決断とリードをしていくので、責任者としては日々プレッシャーです。出張も頻繁にありますが、出張グッズには仕事道具以外に、必ずランニングシューズを持参して、出張先でランニングすることも楽しみにしています。地図も持たずに走りながら、地元ならではの路地に迷い込むのが大好きです。

出張グッズの半分はランニンググッズ。
早朝夕刻のランニングで、各地ポイント地点に足を添えて。

(2)オフィスatとの出会い

―オフィスatの二人とはいつ頃出会ったのでしょうか?

atさんとの出会いは、2016年の秋。まさしく当社が推進する女性活躍推進プロジェクト「ワタシすまいるプロジェクト」を始めるにあたっての出会いでした。このワタシすまいる活動、略して「ワタすま」は、atさんと一緒に創り上げてきたと言っても過言ではありません。

倉方さんには、atのハピレボプロジェクトの企画番組にもご出演いただきました。その際、倉方さんが中心となって推進された「ワタシすまいるプロジェクト」が立ち上がるまでの背景や経緯、ビフォーアフターや、成果が出るまでの苦労など、詳細をご紹介いただきました。

―当時、どんな課題を抱えていらっしゃいましたか?

当時は採用しても、着台までに辞め、また採用、現場はずっと研修を継続するという負のサイクルが続いていました。クライアントさんからも、仕事をもっと頼みたいから早く体制安定させてよ、と言われる始末。
一方で、7年前というとワタシの周囲には、家庭に入りフルタイムでは働けない女性たちがたくさんいました。彼女たちは、子育てしながら、スキルもマインドも高くコミュニケーション能力もあるのに、ただ働ける時間だけがフルタイムじゃない人たち。そんな彼女たちが、何かのきっかけで社会と繋がり働くことができる環境ができないか、自分の職場がそういった人たちが働きやすいと思える場になったらいいなという想いをずっと抱いていました。ある時、それを高校時代の同級生の友人に話すと、「その実現をお手伝いしてくれそうないい人がいるよ」と紹介されたのが、オフィスatの阿部さんでした。ワタシ自身が、女性たちやママたちが社会で活躍できるために何をどうしたらいのか、完全な八方ふさがりの状態だったので、大きな出会いでしたね。

(3)オフィスat×ワタすまプロジェクト

<エピローグ>
―その出会いが、まさに「ワタシすまいるプロジェクト」の前章にあたるわけですね。

はい。当時家庭に眠れるママたちは、「いつかは働きたいけど、今じゃない、まだフルタイムでは働けない」と思う人が大半でした。当時、職場に時短勤務のスタッフは若干名いたけれど、「ママたちが笑顔で働ける職場をつくる」と言うと、冷めた目線ばかりでした。すぐ休むし、すぐ帰る、うちのチームには入れて欲しくないなあ、フルタイムで働いてなんぼでしょ、という風潮でそこが大きな課題でした。でもそんな風潮が永遠に存在すると、誰も幸せにならない、現場はいつも疲弊したままです。そこを打開するために、atさんと協業し始めました。

「なぜatを選んだ?」

―atと協業を決めたその理由は何でしたか?

当時この採用事情の課題に対して、大手コンサルさん含め数社から提案をいただき、企画プレゼンを経て決定する流れでした。

その中から、ワタシたちがatさんを選んだ決め手は、リアルな実績をお持ちだったことでした。しかも、地場の福岡での実績です。福岡の女性たちが社会で活躍するために何が必要か。数値や理論だけでなく、atさんが実践されてきた地に足のついた活動に対しての評価でした。ワタシたちも、人との繋がりや、人とサービスの価値をリアルにどう伝えていくかを大切にしていたので、そこが共鳴しあえました。

単なる採用支援のご提案ではなく、atからは根っこ部分の課題提案を差し上げたわけですね。

はい。長期目線のブランディングです。知ってもらうためにどうしたらいいか、という点からスタートしたことが、大きかったです。レッドオーシャン(既存市場)じゃなくてブルーオーシャン(未開拓市場)をどう掘っていくのかっていうところです。そのためには、短期採用ではなく、長期視点でワタシたちを知ってもらうために、その魅力を伝えるために、どうしていこうかという焦点を合わせることができました。

―最初にどんなことを実践されましたか?

社内には前述した通りママ不要論が強く、前例になる活動もなかったので、一から企画書を作り社長にプレゼンし、予算を充ててもらうことから始めました。必死でしたね。我ながら素晴らしい熱意でアピールしました。とにかく頑張って、何度も打ち合わせをし、最後は当時の社長が根負けして、「わかった、そこまで言うなら一定期間予算をつけるからやってみなさい」と言わせしめました。

―まさに「ファーストペンギン」ですね!そのプレゼンをする際にも、atから何かアドバイスはありましたか?

プレゼンの内容や成果の流れも一緒に創っていただきました。通常の採用スキームと違うのが、事前の知ってもらう「アテンション」のところと、最後のシェアの「口コミ」っていうところでした。そのアテンションのところで、いかにツールを作って興味を引くか。また、最後のシェアでは、口コミでいかに広げていくのかがポイントでした。その最終ゴールは、採用広告を打たなくても、向こうからどんどん口コミで働きたい人が集まってくる世界を目指すことでした。社内では当時、ワタシがこの活動をやりたいというと、「そんなの本当にできるのか?」という大方の反応でしたが、そのプレゼンが成功して予算をゲットし、プロジェクトが始動したのが2017年でした。

続き❷はこちらから

【チームatを選んだ理由〜富士通コミュニケーションサービス株式会社 倉方慶子さん〜その❷】atさんは私の戦友!無形の価値の伝え方を一緒に考え抜いた


この記事が参加している募集

仕事について話そう