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幼少期

いつも私は『特別』だと思ってた。
ドラえもん的なものが来るとか、正義の味方になると、とりあえず非現実的なことばかり考えてた。

現実は3軒先の仲良しの子と毎日毎日来る日も来る日も一緒に遊んでた。
その子はとてもかわいい子で、ミスジャパンに出るんだと、そこのお父さんにめちゃくちゃ言われてた。今思うとマウントというやつか…。まぁ私はどちらかというと愛嬌のあるお顔なので。

うちといえは、可愛いと言われたと言えば、おせいじに決まってる、本気にするなんて馬鹿だ。先生に褒められたと言えば、それが先生の仕事だ。仕方なく言っているとか、極めつけは、わが子だから仕方なく連れているだけ、面倒くさいと何度となく言われている。
他の記憶はあいまいだけど、その記憶はいまでもしっかりある。
大好きとか大切とか言われたことは一度もない……。
自己肯定感の低さはこれが原因ときっぱり言える。

そういう時代だったのかもしれない。
けど、私にはまったく価値のない人間なんだと、どーせ私なんかと思うには十分だった。

お前には無理。お前にはできない。そんなことばかり言われてたから、空想に逃げてた。本当のお父さんとお母さんが迎えに来てくれるとか。これから
正義の味方になって世界を救うとか……。

まぁ結局何者にもなれてないけど……。

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