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自分にかけた呪い

生きれば生きるほど人は強くなるのかどうか、考えてみましたが私はどんどん弱くなってきているような気がします。
体力だけは20代より30代の今の方が強くなっている。
精神はどんどん弱り、忍耐も少なくなってきています。
昔はどんなに熱があっても、たとえばゲホゲホするなど人に嫌がられる症状がない限り仕事へ行きました。そして、なんでもない顔をして仕事をできました。
時事的に今はそのようなことはしませんが、少しの不調でも諦めたくなります。
考え方も変わりました。なんでもできて強い方がいい人生だと思っていましたが、そうすると日本みたいな資本主義の国の末端で生きる場合には損失が多すぎて逆効果です。
世捨て人みたいにはなりたくないけれど、実は不自由が多い人の方が心豊かに生きている社会にいるのかもしれないと最近気がつきました。

「手のかからないいい子」と言われて放置され育ってきたので、人に苦労をかけないことがいいことと思ってしまい、なんでも一人でやる事と言い聞かせ、諦めそうになった時も厳しい文句を自分に浴びせ続けて生きてきました。30年以上にわたり自分にかけ続けた呪いが間も無く成就してしまいそうです。

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