【英語学習にもぴったり!】ニューヨーク在住の私が選ぶ、ニューヨークが舞台のおススメドラマ10選 *SATCとゴシップガールは除く
こんにちは。ハピネコ(@happyneconyc)です。
ニューヨークではドラマや映画の撮影を見かけることが多く、春から秋にかけては、私の住むアパートの目の前でもかなり頻繁に撮影があります。
ニューヨークに来る前、テレビを捨て、英語の勉強のために毎日アメリカのドラマをHuluやAmazon Primeで観ていましたが、やっぱり行きたい街であるニューヨークが舞台のドラマは観ていてワクワクして何回も繰り返して観ては、ロケ地がどこなのかリサーチしたりしてました。
※英語学習に本気で取り組む人には、テレビを無くしてしまうのをオススメします!テレビからの日本語をシャットアウトして、英語学習に集中できます。部屋にテレビがあると、どうしても観てしまいますからね。
その中で個人的に好きな10のドラマをご紹介します。ただ、ニューヨークが舞台だけど、特に女性には定番中の定番、”Sex And The City”と”Gossip Girl ”は除外しています。
※Sex And The Cityは私も大好きです!
私は刑事ドラマ系が大好きなので、「お洒落なニューヨークライフ系」のドラマがなく、チョイスに偏りがありますが、ご了承ください!
※印がついているドラマは、舞台がニューヨークではあるものの、撮影はロサンゼルスのものです。
はじめに:海外ドラマで英語を勉強したい人におススメの方法
● 最初は日本語字幕で内容を理解して、次からは英語字幕で観る
→ ストーリーを理解してからの方がやる気もUP
● 30分以内で終わるドラマから見始めて、だんだん長いドラマにチャレンジする
→ リスニングに集中して観る。最初は30分以上は集中力が続かない
● イヤホンをして観る
→ かなり細かい音もしっかり聞こえるので理解が早まる
● (PCで観る場合)わからない表現があったら矢印キーで10秒ほど戻る
→ わからない表現をそのままにしない
● わからない idiomはメモして調べる&よく使うシチュエーションをネイティブに聞く
● よく使いそうなセリフは口ずさんで練習
→ 口の筋肉を慣れさせる&瞬発力
英語を勉強したい友人にSex And The Cityを勧めましたが、日本語吹き替え&英語字幕で観ているとのことだったので、吹き替えなし&日本語字幕じゃないともったい無いと話しました。リスニングが正しくできないと、新しいボキャブラリーは覚えられないですからね!
ではおススメのドラマを紹介します。
White Collar / ホワイト・カラー
・期間:2009年~2014年
・全6シーズン(81エピソード)
・ジャンル:犯罪ドラマ、コメディ
・IMDBレーティング:★8.2
あらすじ
芸術品や証書などの偽造で天才的なテクニックを持つニールは、刑務所に収監中。出所させてもらう代わりに、FBIのホワイトカラー課の捜査にコンサルトとして協力する提案をする。その後、ニールは詐欺師時代に得た知識や人脈と持ち前のチャームを使い、FBI捜査官のピーターと共に事件を解決していく。
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Upper West Side、Financial District、セントラルパークなど、ニューヨークのあらゆるところがエピソード内に出てきます。アートに関するエピソードが多いため、名称は変えられていますが、いくつかのギャラリーや美術館も登場します。私が今住んでいるアパート内部も出てきたので、興奮してしまいました。
何と言っても主役のニール(マット・ボマー)が美しい・・・。イケメンなだけでなく、ニールの人柄の良さも捜査を進めていく上でプラスに働いていきます。単純に犯罪捜査をするだけでなく、コメディ要素やロマンス、人間ドラマもあり、それぞれのキャラクターに感情移入できるため、最後には号泣するくらいにどっぷりハマりました。
ニールが様々な巨匠の絵を贋作したりするストーリーが多いため、アートが好きな人には特におススメです。
CSI: NY / CSI:ニューヨーク
・期間:2004年~2013年
・全9シーズン(197エピソード)
・ジャンル:犯罪ドラマ、アクション
・IMDBレーティング:★6.9
あらすじ
刑事でもあり科学者でもあるマック・テイラーはチームと共に 、ニューヨークで起きる様々な難解な事件を科学的な証拠を積み上げ、解決していく。
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実際の撮影はロサンゼルスのスタジオ内で行われていますが、ストーリーによってニューヨーク市内(多くはFinancial Districtなどのダウンタウン)でも撮影されています。
ただの刑事ものではなく、科学捜査もするチームなので、化学物質などの難しい英語や医療的な言葉が多く出てきます。ほんの小さな物質からでも仮説を立てて、証拠を積み重ねることで事件を解決に導いていきます。
普通の刑事ドラマと比べると、刑事たちの仕事がものすごく多い!現場に行って、聞き込みをして、取り調べをして、科学分析をして、証拠をきちんと整頓して、犯人と銃撃をして・・・と行った感じで、他の部署と役割を分けた方がいいんじゃ?と思うくらいです。しかもかなりの頻度で容疑者から命を狙われます。
SUITS / スーツ
・期間:2011年~2019年
・全9シーズン(134エピソード)
・ジャンル:弁護士ドラマ
・IMDBレーティング:★8.5
あらすじ
大手弁護士事務所で働く、ニューヨークで1番のクローザーとも呼ばれる敏腕弁護士のハーヴィーと、間違いによりアソシエイトの面接にきてしまった、 天才的な記憶力を持ちながらもダメな男マイク。ハーヴィーは弁護士免許を持たないマイクを採用。周囲に秘密を持ちながら、数々の難関訴訟に挑む。
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オフィスが多いMid Townや、裁判所のあるDown Townの風景がよく出てきます。弁護士ドラマにしては珍しく、裁判のシーンが少なく、法律の解釈の仕方を変えて、相手に対してドーン!と証拠となる書類を提出する、というパターンが多く感じます。
シーズン2〜3あたりは社内の派閥争いのエピソードが多く、途中ちょっと疲れ気味になりましたが、スマートで少し傲慢なハーヴィーの振る舞いがとてもカッコいいし、成果を重視するために意見を主張することの大切さや、賢い物事の進め方はとても勉強になります。
シーズン6でマイクの出演は終了し、ハーヴィーと他の弁護士のストーリーにフォーカスされていきます。
How I Met Your Mother / ハウ・アイ・メット・ユア・マザー※
・期間:2005年~2014年
・全9シーズン(208エピソード)
・ジャンル:コメディ、恋愛
・IMDBレーティング:★8.3
あらすじ
2030年、テッドは息子と娘にどのようにしてママと出会ったかを語り始める。2005年にさかのぼって、親友のマーシャル、バーニー、ひとめぼれしたロビンなど、友人たちとの交流や恋愛遍歴をコメディを交えて、順々に描く。
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英語学習者の間では”フレンズ”と並んでバイブルとされているドラマ。コメディの内容も分かりやすく、1話22分なので集中して見れます。
後で出てくる ”フレンズ” と同じく、マンハッタンが舞台になっていますが、実際の撮影はロサンゼルスのスタジオで行われています。
エピソードの中では、ニューヨーカーが隣のニュージャージーを上から目線で見る、などのニューヨークに住んでる人ならクスっと笑えるシーンがあったりします。
Ugly Betty / アグリー・ベティー
・期間:2006年~2010年
・全4シーズン(85エピソード)
・ジャンル:コメディ、恋愛
・IMDBレーティング:★6.5
あらすじ
容姿に自信の無いベティは、外見を重要視するファッション業界で働くことに。偏見や社内のいじめなどに持前の明るさで立ち向かい、成長していくサクセスストーリー。
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オフィスはマンハッタンのMidtownにある設定。ベティはヒスパニック系で、ドラマ内でもヒスパニック系が多く住むニューヨークのクイーンズに住んでおり、ニューヨークに住んでいる人にとって、とてもリアリティがあります。
オリジナルはコロンビアで80%という驚異の視聴率を生み出したドラマで、そのニューヨークバージョンでのリメイクになっています。
個人的には ”プラダを着た悪魔” にもすべての設定が良く似ているように思えます。
ベティがどんなにつらい状況にあっても腐らずに前を向いていき、次第に周囲のベティへの見方が変わっていく姿が見ている人を勇気づけてくれるドラマです。
Royal Pains / ロイヤル・ペインズ
・期間:2009年~2016年
・全8シーズン(104エピソード)
・ジャンル:医療ドラマ、コメディ
・IMDBレーティング:★7.0
あらすじ
ブルックリンの総合病院のERドクターのハンク。ある日友人であるのバスケ仲間の若者と病院の理事長の2人が同時にERに運び込まれ、理事長の処置はしたものの、その後より重篤な若者の手術を優先。しかし運悪く理事長は亡くなってしまう。責任を問われ解雇されたハンクは、弟と気晴らしに行った高級リゾート地、ハンプトンズで “コンシェルジュ・ドクター”としての道を見つける。
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舞台はニューヨーク州ではありますが、ニューヨーク市内ではなく、リッチな人たちが住む、または別荘を持つ街のハンプトンズ。マンハッタンから車で4時間ほど東に行った、海に囲まれた街です。
ハンプトンズではどんな家にどんな人たちが住んでいるのか、ニューヨーカーからどんな位置付けで見られている街なのか、などをフィクションとはいえ、垣間見ることができます。
第1話の最後、ブルックリンの病院での自分の判断は間違いでは無かったとハンプトンズ地元民のジルが言ってくれたこと、ハンクがドクターとして自分の新しい道を見つけ、とても晴れやかな顔で海をみているシーンがとても印象に残っています。
ハンクはコンシェルジュ・ドクターではありますが、患者の収入レベルに関係なく優しく誠実に治療をこなします(低収入の人にはボランティアで治療)。とにかく誠実で人柄が良くて、ドクターだからと威張ることもなく、笑顔がさわやかなので、観ている当時は私の理想の男性像でした。
The Marvelous Mrs. Maisel / マーベラス・ミセス・メイゼル
・期間:2017年~Amazon Primeで放送中
・全4シーズン(27エピソード; 2020年8月現在)
・ジャンル:コメディ
・IMDBレーティング:★8.8
あらすじ
1958年、ニューヨークのUpper West Sideで夫ジョールと二人の子供と裕福な暮らしを送っているミッジ。ジョールは仕事後にガスライト・カフェでスタンダップ・コメディをしているがコメディアンとしてはパッとしない。ジョールから不倫を打ち明けられ離婚を切り出されたミッジは、酔った勢いでガスライト・カフェでステージに立ち、自分の状況をネタに語ったところ、観客に大ウケ。それを機にコメディアンとしての道が開く。
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1959年〜のニューヨークが舞台なので、車やインテリア、雑貨、グラフィックなどのデザインがとてもレトロで、その時代のニューヨークを知ることができ、絵として見た時にもとても美しいドラマです。ドラマ内でミッジがよく行くダイナーは実際にWest Villageにあり、行列ができています。
ミッジのファッションも毎回美しく、色使いや小物など、1950年代なのでもちろんレトロではありますが、女性なら観ていてとても楽しめると思います。
スタンダップ・コメディをしている時のミッジの喋りがとにかく早い!私は字幕がないとさっぱりわからないです。
Mr. Robot / ミスター・ロボット
・期間:2015年~2019年
・全4シーズン (46エピソード)
・ジャンル:サイバー系犯罪スリラードラマ
・IMDBレーティング:★8.5
あらすじ
精神的に不安定だが天才的なハッカー技術を持つエリオットは、サイバーセキュリティ・エンジニアとして働いている。世界中で権力を持つある企業の金融データをハッキングし富の再分配を狙うハッカーチームからスカウトされ、チームの重要なキーパーソンとなっていく。
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ニューヨークが舞台ですが、屋外よりも電車内や室内のシーンが多いです。屋外の時にはドラマの設定上、グラフィティが多い電車の高架下などがよく出てきます。
2016年にはエミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞しており、主役のラミ・マレクを一躍スターにしました。クイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」も彼が主役ですね。
コメディ的な要素が一切なく、常にシリアスな雰囲気のあるドラマです。
Master of None / マスター・オブ・ゼロ
・期間:2015年~Netflixで放送中
・全2シーズン(20エピソード; 2020年8月現在)
・ジャンル:コメディ
・IMDBレーティング:★8.3
あらすじ
アメリカ生まれで両親はインド人のデフは、ニューヨークに暮らす30歳の売れない俳優。それでも家族やたくさんの友人に囲まれ、恋愛にも積極的で、人生を謳歌している。ニューヨークならではのダイバーシティーで起こる日常のストーリー。
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デフ役はアジズ・アンサリ。コメディアンでもある彼が主演、プロデューサー、脚本をつとめています。2017年にはエミー賞、2018年はゴールデングローブ賞を受賞しています。
デフの友人たちは、レズビアンで黒人のデニース、台湾系アメリカ人のブライアン、巨体の白人男性のアーノルド、とアメリカでもマイノリティばかり。マイノリティが体験する日常やステレオタイプ、違和感、差別、などをコメディを交えて取り上げ、ニューヨークではマイノリティである私も共感できる、あるあるなストーリーが秀逸です。
30歳という年齢で直面する、結婚や家族、仕事や将来のことなど、人生の岐路に立った時に、国籍や人種に関係なく誰もが悩むシチュエーションも、アメリカで大きく共感を得たポイントだと思います。
Friends / フレンズ※
・期間:1994年~2004年
・全10シーズン(236エピソード)
・ジャンル:コメディ
・IMDBレーティング:★8.9
あらすじ
マンハッタンに暮らすレイチェル、モニカ、フィービー、ロス、チャンドラー、ジョーイの6人の男女のストーリー。
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世界中で大人気だったフレンズ。英語学習者の間ではバイブルとしても良く知られています。それぞれのキャラクターの個性が強いコメディです。
舞台はニューヨークですが、実際の撮影はロサンゼルスのスタジオで行われています。彼らが住むアパートの外観が毎回ちらっと出るのですが、実際にGreenwich Villageに現在もあり、観光スポットになっています。
ニューヨークの景色はあまり出て来ませんが、ルームシェアをしていたり、デートを頻繁にしていたりなど、約25年前ではありますが、20代後半から30代前半のニューヨーカーのライフスタイルを感じられます。
まとめ
撮影に使われていた場所を訪れたりするのも、ニューヨークが舞台になったドラマを観る楽しさのひとつです。
他にもおススメなどがあったら教えてくださいね!
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