孤独は神様と対話する時… 「alone」(孤独)=「all one」 (全ては一つ)である意味とは…
今日は質問を頂きました『最近、よく夜中に目を覚まします、昼間は何ともないのに、夜だと強烈な孤独感に襲われ、世界に一人取り残されたような深い孤立感を感じます。スマホを触る気にもならず、強い恐怖感に押しつぶされそうで、昼間の私とは全く違う、まるで別人のように感じます。この様な状態に陥った時、どう対処したらいいのかわかりません、この深い孤独感と恐怖から抜け出すには、どうすれば良いのでしょうか?(エリア・18歳)』
よくわかります。
夜中に、ふと目が覚めた時、
私たちはしばしば無限に広がる暗闇と、深い孤独感に包まれます。
部屋の静けさは、私たちを大きな不安と恐怖の中に置き、
社会から切り離されたような孤立感を味わわせます。
周りの世界は浮かれた虚構のように感じられ、
スマホを手に取る気にもなりません。
顔に黒いビニール袋を被せられたような圧迫感、
大海原で一人もがき苦しみ、溺れてるような息苦しさ。
これは10代の時に、私が何度も馴染んだ感覚です。
では、エリアさん、私がどのようにしてこの感覚と向き合い、
このあと体験してきた事をお話ししますね。
これらの感覚に何度も襲われ、疲れ果てた私は、
ある時、もう抗うのをやめて、
海の底へと沈むことを選びました。
沈んでもいい、そう思ったのです。
しかし、不思議なことに、私はまだ息をする事が出来ていました。
自分が生きている事を実感したのです。
呼吸は生命の証、
心臓の鼓動よりも大切な、生きる全てなのだと感じました。
ですから、エリアさん、あなたも恐怖に震えながらでもいいので、
少しずつゆっくりと、まず深呼吸を続けてみてください。
目を閉じ、外界の刺激から離れ、深い呼吸に集中しましょう。
何度も吐く息に意識を向け、深く呼吸を続けます。
そして深海に錨を下ろすように、静かに沈んでいきます。
吐く息が長くなるにつれ、
私は、10メートル、20メートル、30メートルと深く沈んでいきました。
やがて海底に達すると、周囲の騒音は聞こえなくなり、
静寂が私を包み込みました。
私の呼吸も徐々に深く長くなり、
海の呼吸と同じリズムを刻むようになりました。
その時です、
私は暗闇が、少しずつ内側から明るくなっている事に気付きました。
それは、暗闇からの光ではなく、暗闇自体が光り輝いていたのです。
恐れが徐々に消え去ってゆくのが分かると、
私はゆっくりと浮上し、海面から顔を出した時には、
今までとは全く違う新たな自分を発見しました。
それからというもの、私は何度も繰り返し、この感覚を養いました。
エリアさん、
孤独は、一見、誰ともつながりがないように思える状態ですが、
本当は、その時こそ、大きなエネルギーを感じる時なのです。
夜中に目が覚め、恐怖に陥った時、
この感覚を何度も繰り返し、育ててみてください。
「alone」(孤独)は、「all one」(全ては一つ)とはこの事です。
あなたは決して一人ではありません。
多くの人は、この事に気付かぬまま人生を終えてゆきます。
ですが、今日あなたはこの深い真実に気付きました。
これは素晴らしい瞬間です。
神様との語らいの場は孤独(alone)な時に訪れます。
それはあなたに送られた貴重な贈り物(all one)だからです(^^♪
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