本当の親孝行とは？あなたに引き継がれあなたが引き受けてる命とは？

今日は質問を頂きました。「現在東京の郊外でサラリーマンしながら、２人の子育てと妻を養ってる私は、ある問題に直面しています。昨年、遠く離れた地方に住む両親が相次いで病に倒れました。母は心筋梗塞を、父はアルツハイマー型認知症という過酷な病を抱え、現在療養中です。これまでは月に一度は帰省していたのですが、それも次第に難しくなり今後は介護離職を真剣に考えずにはいられません。しかし、長い年月をかけて築き上げたエンジニアとしてのキャリアと都心での生活を手放すことは、心苦しいものがあります。両親を支えたい一心と、自らの将来と家族を守りたいという思いもある中で、この状況をどのように乗り越えればよいのでしょうか？何か良いアドバイスよろしくお願いします(YM・４３歳)

親孝行とは何かについて考える際、
まずは具体的な介護や日々の世話については、
担当のケアマネジャーや医療関係者との対話が必要です。
これは遠く離れたYMさんにとって、
電話やＺＯＯＭでも可能でしょう。
しかし、これから話す、
今後の親孝行というものの在り方について言う事は、
もっと本質的な内容で、それはテクニカルな側面を超えたものです。

結論から言うと、本当の親孝行の真髄というのは、
私達が親から授かった貴重な「生命」というギフトを、
どのように生きるかにあります。

生きるとは、単に息をすること以上の意味を持ちます。

それは、あなたが、あなたの内側から湧き出る情熱に従って、
自分自身の命の可能性を最大限に生かすこと。
それによって、あなたの生きる道が、ただの灰色ではなく、
輝くダイヤモンドのように明るく光放つものになります。

自分の望むことに集中し、そしてそれを追求すること、
これがあなたの命を輝かせることに他なりません。
それは社会的な、大人としての役割を演じる以上に大切なものがあります。

というのも、あなたが自分自身の光を放つことは、
何世代にも渡る、ご先祖への最高の敬意を表す事になるからです。

これは、ご先祖から受け継がれた生命のバトンを、
光り輝く未来へと繋ぐ行為です。
このプロセスは、自然や宇宙からの恵みを、
直感やひらめきといったカタチで、私達をサポートしてくれるでしょう。

なぜなら、あなたに受け継がれている生命は、
太古から連綿と紡いでる命カケラから成り立っているものだからです。

あなたが自分の道を歩むことで、先祖と宇宙が調和し、
最大限の支援とエネルギーがもたらされます。
これを今ここであなたが受け取り、感じて生かす事、
これが、これからの新しい生き方となります。

最終的に、真の親孝行は、あなたが自分の命をどのように扱うか、
そして、その輝きをどのように放つかにあるのです。
その生き方こそ、ご両親にとって最も喜ばれる親孝行となるでしょう。

自分自身の生き方を通じて、無限の愛と感謝を示すこと、
それが私たちに与えられた使命であり、
また生んでくれた命への恩返しでもあり、真の親孝行というものなのです。