夜廻り猫
深谷かほるさんのマンガ「夜廻り猫1・2巻/講談社」を読んでいます。
顔はコワモテだけど心は優しい猫『遠藤平蔵』。
「泣く子はいねが~~」と夜を廻り、
「ん、涙の匂い・・」と気づく。
「おまいさん泣いておったな?」「いや心で泣いておった」と語りかける。
語りかけられたほうは、ビックリしたりキョトンとしたり(笑)。それでいて1話8コマで完結させる力量と、心温まる読後感はさすがです。
人知れず(猫知れず?)ひたむきに、ときに痛みや重荷をかかえて生きている人がいる。光が当たるとも報われるとも限らない。そんな人の心にそっと寄り添ってくれるような作品です。
深谷かほるさんが最初はtwitterでアップし始め、今ではpixivでもまとめられています。そしてめでたく出版されると、私のように有料でも読みたいと思う人は少なくないでしょう。これからもご活躍をお祈り申し上げます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。 貴重なサポートは活動費や養育費として使わせていただきます。