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生きのびて分かち合う

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2021年6月の記事一覧

人間は全知全能ではないので、無から有を生み出す力は持っていません。 

そんな人間が発揮できる創造性のプロセスは、 
○ 一次情報に触れる 
○ 分解して素材を取り込む 
○ 再構築と文脈化 
というのが、今のところ、わたくしの拙い理解と言いますか・・仮説でございます。

血がつながっていたり、一緒に暮らしていても、その人を理解しているとは限りません。人間は、見たい現実を見ようとする生き物。目の前にいても、見たくない現実は理解しようとしないのです。 
これは、他者だけでなく自分自身に対しても当てはまります。自分との付き合い方も工夫が必要でござるよ。

ニャンコは冬毛と夏毛が生え変わります。 
ヒトは季節によって毛が生え変わることはありません。けれど、冬用と夏用で体をつくり換えている気がします。季節の変わり目で体調が不安定になるのは、外側の気候変化だけでなく、内側の再構築でエネルギーを使っているのかも。 

夏本番は間近ですね。

ワクチン接種は、思いのほか進んできましたね。私はまだですが、父は今月2回目が終わり、母も来月初めに2回目の予定。ありがたいことです。 
両親は今のところ、大きな副反応なし。もちろん、個人差はあるでしょう。ただ、ワクチンは本人だけでなく、周りに感染させないためでもあります。

デジタル情報と、紙に印刷された情報で、大きな違いのひとつは「検索の速さ」です。デジタルのほうが検索が圧倒的に速い。  

それでも、石碑や巻物と比べたら、紙の本は(目次や索引からの)検索が容易だったのでしょうね。時間の節約は時代の流れにござる。

10代の頃に読んでいた「孫子の兵法」の虚実篇に、 
攻撃が成功するのは、敵が守っていないところを攻めるから 
守り抜けるのは、敵が攻めてこないところを守っているから  
という意味の記載があります。 

生きていると、戦力や実力が十分でないことが多いです。含蓄のある教えだと痛感。

高度な境地をイメージすることは難しい。  しかし、人間は良いものを味わうと「それ以下」は判別できるようになります。 美味しいコーヒーを味わうと、それよりマズイものは分かってしまう。  ちなみに一流歌手の作品を聴いたあと、自分の歌の録音を聴き返すと、悶絶しちゃいました。

自分のキャパシティをやや上回るくらいの負荷をかけて、成長していく方法論があります。その一方で、キャパを大きく超えると、体や心が壊れる可能性も高くなってくる。
無理が効かないお年頃になってきたら、キャパを大きく超えないように加減しつつ「航続距離」を伸ばしていく方法論もありますね。

これはあくまで経験則であり、必ずしも一般法則ではないのですが・・・ 

こちらが頼んでいなくても、試練は向こうからやって来る。ときには、次から次へとやって来る。 
けれど恩恵は、ただ待っていて向こうからやって来ることはヒジョーに少ない。こちらから、つかみ取りにいかないとね。

仕事をしていて、ふと我に返ると、すでに地雷原へ踏み込んだと気づくことがあります。地雷を踏んで、足元でカチッと音がしたのが聞こえそう。このまま不用意に動くと、右足が吹っ飛んでしまう。(あくまで・・たとえ話ですが)

どうやって起爆装置を解除し、地雷原から脱出するか。失点を防ぐ戦い。

仕事のある日は、睡眠時間が5時間くらいのことが多かった。ここ数日、あまりに体と頭が動かないので、試しに7時間眠ってみました。そうすると、体は軽いし頭はスッキリ。 
想像してた以上に、睡眠って大事なんですね。。。

同じくらいエネルギーを注いでも、あまり疲れない事と、かなり疲労してしまう事があります。あまり疲れない、苦にならない事が、やはり本人に向いているのでしょうね。
適応することは大切ですが、適性を生かすことはもっと大切。

自分(やチーム)の今の力量、今の立ち位置などを見極めれば、おのずと対処法が導かれてきます。
ところが、悲観しすぎ、つまらないプライド、希望的観測などが邪魔をして、現在地を正確に把握し損ねてしまう。判断ミスの半分くらいは、現在地の理解不足が原因かもしれません。。。

まだ私が子供の頃(昭和)60代はお年寄りに見えました。今の60代は元気な人が多い。平均寿命も延びました。  まだ定年を心配する歳ではありませんが・・60歳で定年は、時代に合わなくなってきたと考えます。60歳以降の再雇用で、同じ業務で給料が下がるのも理不尽ですしネ。