【プチ公開】補助金計画書のコツ|事業再構築|ものづくり補助金|持続化補助金
私は、これまで40件を超える補助金を支援してきて、採択率90%以上を維持しています。
※事業再構築補助金100%、ものづくり補助金92%、持続化補助金97%
私が補助金の「事業計画書を書く際に大事にしていること」を一つ公開します。
それは「エピソードを書くこと」
よく診断士さんや経営者さんが作成した事業計画書を拝見していると、
「様々な形状のものを加工できる技術が強みです」とか
「素材にこだわった美味しい料理」など
このように企業の強みを表現されている場合が多いです。
しかし、これは審査する側の視点に立つと、同じような事業計画書を幾千と見ている事が推測され、「刺さらない計画書」になっています。
その理由は、例えばものづくり補助金の場合、強みが「加工技術」に凝縮されるパターンがほとんどだからです。
これでは審査員に自社の強みが伝わっていないのとほぼ同義です。
そこで、私はこのようにアドバイスします。
「他社と比較して自社の強みとなる技術は何でしょうか。その具体的なエピソードを教えてください。」
すると、例えば塗装を主業にしている事業者さんからは…
「塗装業者は部品をセットする際の治具制作を外部委託する場合が殆どだが、現場にそぐわない治具となってしまうことが多く結果的に精度や効率が下がってしまう。当社では治具の設計を職人自らが行うことで、塗装後の治具取外しや塗装効率を上げる設置個数など、後工程を考慮した治具ができる。これにより、治具取外し時の塗装剝げなども極力抑えられ、精度が高く、かつ効率的な部品塗装を実現している。例えば、このA商品の場合だと…」
エピソードを聞き出すことで、その現場の情景が審査員の頭の中にも映し出されます。これに製品や職人の画像を添えれば、唯一無二のオリジナルな事業計画書に昇華されていきます。
事業計画書の作成がイマイチ腑に落ちないなーという方は、ぜひ具体的なエピソードを書いて、具体化してみてください。
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