心配より信頼

何かの本で
心配より信頼というのを見て
これだ!と思った

友達が娘のAちゃんのことで
いつも心配をしていた

Aちゃんは
お友達への執着が強いところがあったり
時間の感覚が遅くて
いつも約束に遅れてしまったり
行動も遅いことが多かった

でも絵を描くことが好きで
描きだすと止まらない

そんなところがあって
いつも心配をしていた

それでも友達は
ひとつひとつ彼女と向き合い
みんなと同じようにできるように
頑張っていた

友達はいつも彼女のことが分からない
理解できないと言って
とても苦しそうだった

でも私は
Aちゃんが少し自分と重なるところもあったので
友達に自分のことを話したら
ほんとにそんな感じ!
といって
今まで理解できなかったことも
少し腑に落ちたようだった

もしかしたら私みたいに
ちょっと生きづらい性質を持ってるかもしれないと
友達に話してみたら
友達もそれが気になって
学校にも相談したことがあったらしい

でも私が見る限り

確かに
動作が遅くてマイペースなところはあるけど
とても心優しい子で

特別に学校生活に支障があるわけではないので
彼女はこれから少し
生きづらさを感じることはあるかもだけど
大丈夫だと思った

でも母親としてそばにいたら
きっと私も友達のように
心配したり不安を感じたりするだろう

心配より信頼

これを見てすぐに
友達にも伝えた

友達もすごく納得していた

心配すると
Aちゃんも自分は心配される存在なんだ
心配される存在でいなければいけない
と感じ

無意識であっても
そんな風に思って病気がちだったり
なかなか太れず痩せすぎてたり

そんな現実を作り出してしまう

昔の自分と重なるところがあるので
友達を見てると
自分の母も
こんな思いをしていたのかもしれないと
今になって感じることができたけど

私自身
病気がちでずっと痩せていて
常に体調不良のような感じだったので

これがとても腑に落ちた

『あなたは大丈夫』
と信頼されることで

Aちゃんも自立できるだろう

その本には
心配する前に自分がまずは楽しむ♪

楽しむ姿を見せてあげることが
自立させることに繋がる

と書いてあった

友達もとても理解してくれて
いろんな気づきがあったようだった


これは
子育てに対してだけではない

振り返ってみると
私はすぐ人の手助けをしてしまうところがあって
心配してるつもりはなかったけど
困ってるように感じたら
すぐ手を貸していた

でもそれが
相手の活躍の場を奪っていたり
相手の成長を妨げることになっていた

これに気づいて
ほんとに申し訳なく思った

いつのまにか
依存の関係を作ってしまっていて
私は自分で自分の仕事を増やし
相手は自分で考えずに
すぐ私に頼るようになっていた

私はこれを
ずっと無意識でやっていたかもしれない

どんな相手も信頼すること

これは本当に大事なことだと思った

お互いが信頼しあって尊重する

それが
それぞれ自立した本当の自分に
繋がるのだと思った




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