すーじー

高校生の娘と二人暮しのシングルマザー。上の娘は社会人で彼氏と同棲中。思いがけず波乱万丈な暮らしとなってしまった、そのぐちゃぐちゃな心の中を文章に吐き出せたら少しは落ち着くだろうか。と思い書き出すことに

すーじー

高校生の娘と二人暮しのシングルマザー。上の娘は社会人で彼氏と同棲中。思いがけず波乱万丈な暮らしとなってしまった、そのぐちゃぐちゃな心の中を文章に吐き出せたら少しは落ち着くだろうか。と思い書き出すことに

最近の記事

⑤産後うつからの回復。そして。

旦那の理解があると、精神的にすごく楽になって、それだけで症状は落ち着いた気がする。 不安感や恐怖感は1ヶ月もしないうちに軽くなった。その間、昼寝はなるべく好きなだけとり、夜も眠ければ早く寝て、日中はなるべく外に出て、誰かと会話することも積極的にした。 産後うつは、多分ホルモンの関係もあるから治りの早い種類のうつかもしれないけど、休みたい時に休める環境は大切だと思う。 だんだん、普通の日常が戻ってきた。私が元気になってくると、旦那も夜出掛けることが増えた。もともと飲み会とか夜勤

    • ④初めての産後うつ

      出産こそ2度目だったけれど、最初の出産とは、状況も、体力も、気持ちも全然違うから、産後の状態も全然違うのだろうか。 よく依存心が強い人は鬱になりやすいと聞いたことがあるが、だとしたら私は当てはまっていた。同い年で幼稚で自己中マザコンで手がかかる最初の旦那とは違って、今の旦那は頼りがいあるタイプだと思っていたから、甘えがあったのかもしれない。それに、大好きだった。いつもどんな時も私のこと好きで居てくれてるかどうか気になった。2児の母になってもそれは変わらない。当たり前のことがち

      • ③育児と家事を笑顔で

        退院して、生まれたばかりの赤ちゃんと、上の娘と、旦那と私、家族4人の生活が本格的にはじまった。 私は赤ちゃんのお世話と家事をしながら旦那のお世話も変わらずこなした。 「ママが育児と家事両立できる人で良かったよ」と旦那は言った。 でも、突然の体調の変化は1ヶ月経ったくらいの時に突然訪れた 朝起きた時の、表現しようのない不安感。上の娘が学校に出かけてしまったあとの孤独感。お腹の調子も悪い。 昼間赤ちゃんを抱きしめわんわん泣くこともあった。 同じアパートの住民が立ち話などしてると、

        • ②思いがけなく立ち会い出産

          ある日の昼間、お腹が痛い…トイレに行って見たものの、どうやら違う。2回目の出産とはいえ、なんせ8年ぶり。色々忘れている。 病院に電話をして旦那に付き添われ診察室に。「いや、まだでしょう。1回帰って大丈夫よ」と言われ、帰宅。小腹が減ったのでバターロールをかじったものの、やはり痛く感じてまた病院に戻ると、「陣痛室入ってください」と。まだ間隔が空いてたので、旦那を帰らせて、友達と電話したりして、余裕だった。陣痛室にはカーテン越しに何人かの初産の妊婦さんが居て、みんな1人で耐えてるの

          第2章 新生活

          前回の話で旦那との出会いから家族4人の生活のスタートまでを書いたので、ここからは第2章、家族4人の新居での暮らしを書いていこうと思う。 ①出産まで ベランダなし2Kの木造アパートは、古くて狭いながら坂の上にあったからか窓からの眺めは良かった。日当たりも最高だった。朝日を浴びて夕焼けを眺めて妊娠生活は無事過ぎていった。 みかん箱1つから始めた暮らしから半年で荷物は増えてゴタゴタしてたけど、レンタルのベビーベッドをなんとか置いて産まれてくる赤ちゃんに備えた。 旦那はとゆうと、元

          第2章 新生活

          ⑬一番穏やかな時間

          妊娠中の私と娘と両親と猫1匹の半年間の同居暮らし。 彼はいずれ私たちの新居になるアパートで暮らして、毎日仕事を頑張る。 そんな平和で穏やかな暮らし。今思えば1番希望に満ちて楽しい想像しか出来ない幸せな期間だったなと思う。つわりで気分は悪かったけど、大好きな人達がすぐそばに居て、明るい未来が待ってるこんな幸せな状況は、人生の中でそこそこないかなと思う。いくつになっても親のそばは安心出来ると、私は思ってる娘だったから。 3月に同居して、実家の工事が終わって両親が帰ったのが8月だっ

          ⑬一番穏やかな時間

          風邪引きました

          前回noteを書いたのは、実は風邪でダウン中でした。雑な文章になってなかっただろか? 日曜日の夜に熱が出たものの微熱だったので翌日仕事行きました。で、見事悪化しました。 40度近い高熱と頭痛と身体の痛みに苦しみました。 向かう三連休には楽しみな予定びっしりだったので気合いで金曜日には治しました、はい。パチパチ。 無事体調回復し、武道館ライブも、旅行も楽しみましたが、咳が何となく出てきた… ケホンケホン…嫌な予感。 長引かせたくないから明日病院行こうかな。 体調悪い時は、

          風邪引きました

          ⑫妊娠発覚から挨拶

          彼が戻ってきてからは、彼はアパートから出勤。帰りは家に寄り一緒に夕飯を食べて、夜はまたアパートに寝に帰るとゆう感じだった。目と鼻の先のアパートに私は毎晩送っていった。 そんな数日を平和に過ごしてるうちに、体調に変化が。生理が来ない。まさかなぁ〜と思ったけど彼が戻ってきたあの日、少しだけ腰を離すのを私が止めてしまい、抜くのが遅れた感がある様なない様な…もちろん彼にすぐ話すと「うわぁーまじかぁー」と、しまったなぁって顔をした。とりあえず病院に行こうと言って一緒に来てくれた。モニ

          ⑫妊娠発覚から挨拶

          ⑪彼が留置されてから

          うちの近所の警察署で彼が留置されてから、私は自由に会えない寂しさとこれから2人がどうなるのかわからない不安で落ち着かない日々だった まだ両親が居てくれたから気が紛れたけど娘と2人だけでは耐えられたかどうか…毎日泣いてたんじゃないかなぁ。 彼の罪名は窃盗。他人の車を乗り回して乗り捨てた罪だそうで、もう随分前の事だから、近々時効を迎えるからと、刑事さんもラストスパートしたようだ。 彼のために、親方や親友が動いてくれて弁護士さんも紹介してくれたので出頭する前に依頼はしておいた。 被

          ⑪彼が留置されてから

          ⑩両親に彼の前科がバレました

          どれくらい話しただろうか… 彼から連絡あったら連絡しますと約束して、車を降りて部屋に戻ると、厳しい顔をした父が立っていた。「何をしてたんだ」と叱り飛ばされた。私は、彼の前の会社の人が彼を探していて…と言い訳したが、「お前は母親なんだぞ!行動に責任を持ちなさい!」等々怒鳴られて泣いているとこに、2階から彼が降りてきて、父の前に立ち「すみません。きっと自分のことです。実は…」と、自分に前科があること、まだ償っていない罪があることを告白してしまった。「じゃあ、あれは刑事なのか?」と

          ⑩両親に彼の前科がバレました

          ⑨区切り

          さて、知ってる方も多いと思うけど、女性は離婚してから6ヶ月は再婚出来ません。なんで、半年は待たないといけない。ちなみに最初の旦那は私と離婚してすぐに浮気相手と再婚しました(笑)。 離婚成立してからすぐに彼は、私たちと新しい生活の基盤を作るために、ヤクザ絡みの親方に好き勝手に使われる会社を辞めて、実家に戻り、そこから再就職先の会社に電車で通う日々が始まった。ちょうどその頃、私の実家を建て直すことになり、両親が工事中にうちで暮らすことになった。まぁ、両親の家なので当たり前だ。私は

          ⑧離婚

          帰ってくるなり「離婚して欲しい」と言われた旦那は意外と冷静だった。 リビングのソファーのはじっこに腰掛けると「俺も色々好き勝手してきたから、そう言われても無理は無いと思う。迷惑ばかりかけてきたから」とうなだれた。 この時のことはあまり覚えてないからはしょりたい。うちら夫婦のストーリーより、もっと書きたいことがあるから、省略しよう。私の1人目の旦那のことは、いいや。 とにかく、離婚に向けて時計が進み始めた。ここからトントンと離婚は進み、私は、塗装屋さんに出会って恋をしてから半年

          ⑦旦那不在の1週間

          当時の旦那は同い年で、なんだかまだ定職が定まらず仕事をしょっちゅう変えていた。人とは違う仕事がしたいとか、給料が良い仕事がいいとか、やっぱり好きな事したいとか、なんだかんだ夢を語っては点々と…当時は何してたかな?もぉ覚えてないや。 私は当時週3くらいでバイトしていた。シフトは自由に選べるから、彼に出会ってからは、深夜帯にシフト入れてバイト終わりに少し会ったりもしていた。 今思えば、彼もずいぶん頑張って会いに来てくれてたなぁと思った。寝てるとこ起こされるの大嫌いな人なのに、私に

          ⑦旦那不在の1週間

          ⑥前科

          彼と私のデートはほとんどがご飯付きの数時間のドライブだったので、2人で色んな話をした。 何度目かに会った時に、前科があること、刑務所に行ったことがある事、あと…今現在も逃げてる身であること。 恐喝、詐欺、窃盗の前科プラス数年前に札が降りた窃盗の容疑で手配されてる身だと。 私はまったく初めて聞く「犯罪者」の事実に驚きを隠せないのと、ショックだった。若い頃悪かったとか、鑑別所くらいなら、解る。でも、今も追われてる身だとは。 「そんなこと、私に話して、引かれるとか、冷められるとか、

          ⑤終わりのはじまり。

          工事は無事終わった。 最終日の突然のキスと共に、私の恋が始まってしまった。あー、こんなに好きになってたのかぁ……久しぶりの胸が詰まる感じ。好きな人で頭がいっぱいになる感じ。決して惚れっぽい方ではなく、片思いや、付き合ったりも、長く続く方だ。なのに、私は、あっとゆうまに彼に夢中になった。 工事が終わった翌日、私と娘で実家に出掛ける電車内で、携帯が鳴った。 見ると、彼からメール。 「昨日はすみませんでした。衝動的にあんなことしてしまって、ごめんなさい。」と謝罪文。 私はなんて返

          ⑤終わりのはじまり。

          ④埋もれて気付かなかった感情

          さてさて、楽しかった工事にも終わりが来ます。そんなことは当たり前なんだけど、すっかり忘れていた。それくらい、Yと居る時間が自然なものになっていた。朝8時からきっかり夕方5時までの作業。お昼を入れて一日3回の休憩。その間に私たちは随分お喋りするようになっていた。職人3人で居る時は邪魔してはいけないとゆう思いから私は出て行かなかったけどYだけの時は気が楽で、娘の人懐こさも手伝って、よく話した。 仲良しの職人さんが出来て、またなんかあれば直接依頼できるなぁって計算があったので、Yに

          ④埋もれて気付かなかった感情