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生き方の原典  1章 人間と霊魂の働き18-20【勝負の背後に霊魂あり・霊魂を動かすのは心】

オリンピック競技にも、すべて霊との関係あり、まず選手となる者は、先天的な備わっているのが原則である。場合によっては後天的な才もあるが、このときも先天性が隠されていたのが、後に発揮されたというのがしばしばある。
第二に、本人がこの才を自覚して努力練習すること。
第三は、本人の心掛け、統制された調和の心を持つことである。

先天性とは本人の使命ということである。しかしこれがあっても、訓練無くして才は発揮されない。また心持が調和の心であるときこれに沿って支配霊がつき、この霊魂の働きによって、練習にまつわりつつ技能が磨かれていく。

 勝負を決するのは、選手の心持ちである。またこれに影響を与えるのは、親兄弟、応援する人々の気持ちである。
選手が負け惜しみや自惚れの気持ちをもって試合に臨めば、この心に沿って霊は働くから、せっかくの支配霊も十分に働けない。選手が統制された心で自分の事を考えず、民族、国家や大衆などの大局に立った心で試合するなら、オリンピックのような国の表現を必要とするような試合の時は、民族、国家、p霊魂も働いてくれるのである。

また応援する人が、この選手に勝たせようとか相手に憎しみを持って応援すれば、その念が作用して、選手の運動神経を麻痺させて十分に働けなくなる。まして選手に、家にまつわる因縁のある時は、これが一緒になって悪い念を増し、結果は更に悪くなる
女子バレーが好成績を上げたのは、相手を目の仇にしていない。団結力で行こう、国の為に、という精神がチームにあったから、また監督の精神の力も大きい。この人の物の考え方を著書で見ると神霊主義の上からいって、当然と言えるものがある。この精神と訓練が一体となって、大きな霊の働きを受け、あの奇跡ともいえる好成績となった。
要するに、これにふさわしい自覚を本人が持っていたようである。

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