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ネコでもわかる保活③(認可園選考のルール編)

実際に保活が「自分ゴト」になる前、わたしが一番わかりにくかったのがこの部分でした。(認可園選考は自治体によって微妙にルールが違うので、基本的、一般的な部分をざっくりと理解できるように書いています。)

認可園選考は、点数(世帯指数=自分の世帯の持ち点)で決まります。自治体によっては、園ごとに前年度入園した子ども(の世帯指数)の最低点を公表しています。自分の点と比べれば、どれくらい入園可能性があるかの目安になりますよ。

世帯点数は、基準指数調整指数という2つの指数を足して算出します。

基準指数は、仕事や介護、出産など、保護者の基本的な状況を点数化したもの。例えば週5日のフルタイム勤務で、1日8時間以上働いている人は最高点の20点、6~8時間以上働いている人は17点などと、項目が決まっています。

調整指数は基準指数に、個別の事情を補足するようなイメージでしょうか。生計中心者が失業中ならプラス3、父母以外の同居の親族が子どもの面倒を見られるなら-3などと、こちらも項目が決まっています。

(調整指数は、住民の状況やニーズに応じて、定期的に項目を見直す自治体もあるようです。最新のものを確認してください)

夫婦共働きの場合、

妻の基準指数+夫の基準指数+調整指数=世帯指数

となるという考え方です。

また、すべて調べたわけではありませんが、多くの自治体でひとり親でも不利にならないように配慮がなされているようです。

この世帯指数が基本になりますが、同じ点数の世帯がたくさんいる場合は、収入(課税額)で差を付ける自治体もあるようです。関心がある方は、市区町村民税所得割課税額(長い)、階層、などのキーワードで調べると良いと思います。

お住まいの自治体のルールを把握した上で、保活に臨んで下さいね。

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