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666

令和6年の6月6日

6時6分までだと6が5つ並ぶ日で、新月、大安とわりといい日らしい。

が、しかし 666と並ぶとどうしても悪魔の子ダミアンを思い出す。
古い「オーメン」という映画で、6月6日午前6時に誕生したという設定だった。

全然見ていないのだけれど、当時の流行というのは、本当に見る見ないにかかわらず、知っているという感じで、この「オーメン」にしろ、「13日の金曜日」にしろ、なんとなくキーワードだけは知っているという感じである。

二次利用がゆるゆるでいろんなところで話題になっていたのもその一端かもしれない。

紅白歌合戦も見るのが当たり前だし、出てくる歌は好き嫌いはともかく、口ずさめたものだし、女の子はかなりの確率でリカちゃんを持っていたりしたものだ。

多様性の時代になって、ものすごく幅広くなり、とても世の中の流行なんてどうなっているのかとなってしまった今と比べて、どっちがいいかといわれると、とても難しい。

ひとそれぞれだよね、と許容してもらえるのはとても楽だけれど、別々はちょっと寂しかったりする。
一方で同じものを知っていて、一緒に分かちあえるのは、うれしいものであるけれど、それが強制に変わると、苦しさになってしまうかもしれない。

うれしさも苦しさも寂しさも楽さも本当に、ちょっとした差なのだろうと思うし、もしかしたら、その時の気分でも違うぐらいのものかもしれない。
そのちょっとしたバランスが取れた瞬間が、もしかしたらしあわせと呼ぶのかもしれない。

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