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ミトコンドリアが教えてくれたこと

わたしの中の「自分」と向き合うようになって
引き寄せられるように、ある人と出会いました。

彼女は、人のミトコンドリアDNAと、その人の特性との関係性を研究しています。(その研究内容やわたしたちが受けることができる検査については、別に詳しく紹介しようと思います。)

「自分」というものを知りたい!という気持ちと、
彼女からの的確な説明を聞いて、「はい!すぐDNA検査したいです!」と翌朝にはDNAを採取・提出していました。
検査結果が届くまでの2か月間は、わくわくどきどき。

ああ、結果が出たら何かしら自分を見つめるきっかけになるに違いない。
そう確信していました。

こう思う人もいるかもしれませんね。
「自分のことは、自分が一番わかってるんじゃないの?」

誰でも子どものころから、きっとほとんどの人は
「自分」に向き合い成長していくのだと思います。

でも、わたしは、目に見える部分の「自分」や表面にある感情とは向き合ってきたけれど、「ほんとうの自分って何?どこにいるの?」と、
この歳になるまで、その感覚がほとんどありませんでした。

だから、まずは何か、その手がかりになることを求めていたのです。
それが、自分だけのもので調べてもらえる!
「自分という生き物としての実体や、自分自身という確かなもの」を数値などで見ることができる!ルーツを知ることができる!

そう、「自分は本当にある」ことを確かめたかったのです。

わたしの結果は、大きな区分でいうと「ハプロM」でした。
昨日その特性について個人セッションを受け、詳しく説明してもらい、
これまでの自分の行動や考え方、コミュニケーションのしかた、仕事の進め方・・・これらが、わたしが持つミトコンドリアタイプで説明できることが徐々に理解できてきました。

ハプロMというわたしの特性を知り、わたしの中にいま生まれた感情は
「とても安心した」ということ。
わたしの中に自分がちゃんとあるということを、自分で認めることができたのです。

そして、何よりその「自分」についての話、
つまり、「ハプロM」(縄文・アジア)の人の特性を客観的に話してもらううち、それらぜんぶ、愛すべき自分だと思えるようになってきました。

ほんの一部ですが、ハプロMの人には
「好き」なことには全力で取り組む
オンリーワンでいたい
過去にあまりとらわれない
表現が好き などの特性があるそうです。

つまり、ベクトルが「自分」に向いている人たちなんですね。
さらに、日本人らしさでもある「察するチカラ」も大きいそうです。

これからもっと、自分自身のことや、違うハプロの人たちのことも知りたいし、もっと勉強したい!今はそういう気分です。

何万年も旅をしてきたミトコンドリア。わたしのハプロMは、アフリカからユーラシア大陸(たぶんシルクロード)、朝鮮半島を経て、日本にたどり着いた人たちが祖先。そこからわたしが生まれるまでの間にさらに旅を続けてきたミトコンドリアが、間違いなくわたしを創っている…。

わたしにとって曖昧だった「自分」を、
「ルーツ」・「実体」という側面からミトコンドリアが見せてくれました。

ここからわたしと「自分」との旅が、いよいよ始まる気がしています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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