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マンガ坊主日記3

こんにちはRohanです。

今回お薦めするマンガは入江亜季さんの『北北西に雲と往け』です。

前作の「乱と灰色の世界」の世界観や登場する人物の性格が気持ちよくていっぺんに入江亜季さんのファンになってしまいました。

そんな入江亜季さんが「乱と灰色の世界」の連載を終えて漫画家になって初めてお休みを取得され、たくさんの街(ハワイ、鹿児島、サンクトペテルブルク、ジョージアetc.)を訪れる中で「一番ワンダフルでアメイジングで最高だった」と語るアイスランドのドライブ。

『北北西に雲と往け』の舞台はまさにそのアイスランドです。

あらすじ

主人公は17歳の御山慧(みやま けい)。
生活費を稼ぐために行っている探偵業を通じてアイスランドに住む人達の悩みを解決しながらその人の人生を前進させていく物語です。
そして主人公には不思議な力があります。それは機械とコミュニケーションがとれることです。
車やスマホなどの機械と会話しながら常人では辿り着けない真実に向かっていきます。

執筆時点(2020年12月30日)では最新刊は4巻ですが2021年1月中旬には5巻が発売されるそうです。

因みに約1年周期で1巻刊行されているため1冊1冊めちゃ貴重です。

4巻までのあらすじでいうと、兄を頼ってアイスランドまで来ている弟の三知嵩(みちたか)に殺人事件の容疑がかけられており、弟の身の潔白を信じる主人公と弟を捕まえようとする日本の刑事さん、というところが大きな話の流れです。ただしこの弟、限りなく怪しい...

『北北西に雲と往け』のお薦めポイント3つ

①超魅力的な登場人物達

前作の「乱と灰色の世界」もそうでしたが、登場人物がとにかく魅力的です。

主人公のケイは17歳とは思えない大人びた精神を待ち合わせており、その所作や言動に学ぶところが多いです。

そして一流モデルのようなスタイルでいて端正な顔立ち。

単純に見ているだけで楽しくなります。

そして

不可避で恋に落ちてしまうヒロインの存在

も特筆すべきポイントかと思います。

「乱と灰色の世界」でもそうでしたがヒロインがセクシーでキュートで性格が可愛らしくも芯のある女性が描かれています。

『北北西に雲と往け』ではリリヤという魅力的で魅惑的で少し幼い言動が残るヒロインが登場します。すぐ好きになっちゃいました。

②圧倒的ミステリ要素

主人公ケイのもとに集まる相談は色々あるのですが、その着地が予想外の結末を迎え毎回のエピソードが楽しく読めます。

その慧眼で事件を解決していくケイの活躍にも心踊らされます。

③迫力あるアイスランドの魅力

『北北西に雲と往け』を読むまではアイスランドは寒くて小さな国、そしてオーロラが綺麗くらいの認識でしたが、こんなに雄大で迫力があり先進的で知恵が集積された国なのかと嬉しい発見がありました。

もし海外旅行が出来るようになったらアイスランドに改めて行きたいなと思うようになりました。

アイスランドの魅力が溢れるほどそしてとても丁寧に表現されています。


今回のお薦めマンガは『北北西に雲と往け』でした。

もし読むマンガに迷うことがあったら是非読んでみてください。

Rohan

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