毒親は大切にするものを間違えている

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。

夫の幼少期の体験した話を聞いて
いつも私が思っていたことは義父は
大切にするものを間違っているな
と感じていました。
そして夫の辛い過去の話を聞いて
悲しくなっていました。

義父の大事なものは母親、自分の兄弟、
親戚、自分の物、家、車、仕事先、
ご近所さん、家族のランキングはだいぶ
下のほうです。

趣味はないので仕事が生きがい、プライド
をもって続けている。
それはとても尊敬できるところだけれど
家族がいなければ成り立たなかった部分も
大いにある。

妻や兄弟は大いに働かせられた！
その見返りはない、ただこき使うだけ、
養っているだけありがたく思えという
行動でした。
今も義父は俺はこどもを立派に育て
あげたという自負があると思います。

義父はずっと母親に生活費をあげていま
した。
それは育ててくれたという思いが
大いにあったと思いますが、それが
母親の暴走の根源でした。
お金があることで毎月親戚を集めて
法事を行い、嫁達は準備やら片付けなど
あらゆることにこき使われ、そのことを
知りながらも自分も一緒になって
母親が嬉しそうにしている姿を見て
自分が出したお金で幸せになっている
と思っていたのかもしれません。

もし義父にお金がなくなったら親戚中
離れていくでしょう。
夫の兄弟たちは誰が養うかでもめる
ことでしょう。

義父が最期まで仕事をしていくことが
兄弟たちが最後まで仲良くやっていける
最後の条件だと思います。

親に大切にされてこなかった人は
最期に親を大切にできるのか。