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部活動の廃止

こんにちは。ゆいです。

先日、ある小学校の記念式典に参加させていただきました。そこで発表された衝撃事実。部活動がその日で終わりだったそうです。

その式典のためにバトントワリング部とマーチングバンド部の子たちが演目を考えたようで、最後の披露をしてくれました。泣きそうでした。

私が通っていた小学校は4年生になったら強制的に部活動に入らなければなりませんでした。(入部は強制、退部は自由)
サッカー部(男子のみ)、バスケットボール部、マーチングバンド部、○○部(覚えてない💦でも運動系)の4つ。
私は昔から運動が好きではなかったので”マーチングバンド部に入る”以外の選択肢がありませんでした。本当はトランペットがやりたかったのに当時顧問&クラス担任だった先生から「ゆいちゃん、太鼓やらない?」とスカウトされ、全く眼中になかったスネアドラムをやることになりました。まさかこれがきっかけで、高校の部活動で全国大会まで出場することになるとは思いもしませんでしたが。

学校の先生の負担もわからないではないです。きっと、私が小学生だったころよりコンプライアンスがなんたらとかで厳しくなっているだろうし、やることも増えて部活なんてやってられないのかもしれません。

でも、アラフォーになった今日まで続く趣味のきっかけが小学校の部活動だった自分としては、児童の興味・体験のきっかけがなくなるのはもったいないなと思います。好きになったのなら続けられるし、合わないならやめて違う部活に入ってみればいい。学校の部活ってお手軽さが魅力ですね。
※やめられない学校もあるのか?
スネアドラム重かったけど、みんなと演奏するのもウロウロ動くのも意外と楽しんでやってました。制服では着れない短めスカートの衣装も気に入ってましたw

部活動廃止で空いた時間を、教員は補習や教育相談にあてることになるのだ。教員の働く時間を減らすことにはならない。補習や教育相談となれば、これまで部活動に時間を割いてきた教員だけでなく、それ以外の教員も時間を割かなければならなくなるのは目に見えている。働き方改革どころか、労働強化でしかないことになる。

大人になって長く生きていくうえで、より重要なのは学力じゃなくて人との関わり方だと思います。私自身は部活を含めた学校生活の中でそれらを知ってきたと思うので、できるだけ継続させる選択肢を大人の方には考えてもらいたいなと思う次第です。

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