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韓国に留学しながら、日韓ハーフの私が感じていること(備忘録)

みなさん、お久しぶりです😊(本当に久しぶりすぎる…)

留学中は頻繁に記事を書くぞ!と意気込んでおきながら、忙しさを言い訳に全く更新できていないままもうすぐ学校が終わろうとしています😭

今週で春学期が終了しますので、ポジティブに捉えて、今まで感じてきたことや学んできたことを夏休みの間にたくさん発信していきたいと思います💪🏻(絶対に有言実行します!!)

私はというと、現在進行形で期末期間で、毎日一生懸命テスト勉強と期末課題をこなしている日々でございます…!(息抜きにnoteを書くことにいたしました🤫)

気づけば、韓国に来て、もう4ヶ月以上経ったことになります。

時の流れが早すぎて、自分でも本当にびっくりです…。

さて、4ヶ月も韓国で暮らしていると、それなり色々と感じることがあります。

今日は韓国で韓国人として生活しながら、どんなことを感じるのか、すこし書いてみようかなと思います。(備忘録です)


まず、なぜか海外にいるという感覚が驚くほどにありません。

海外に行った時の特有のわくわくやトキメキってあるじゃないですか。

なぜか、それがあまりない…。入国の時から…。

日本にいる時と全く同じ気分で、のんびりと生活できています。

言語的に問題がないからなのか、あるいは親しみのある国だからなのか…。

理由はよくわからないけれど、ホームシックも、日本に帰りたいという思いも特にありませんし、しんどい、寂しい、辛いという気持ちも全く湧いていません…(笑)(お父さん、お母さん、なんかごめんね…)


次に感じていることは、日韓ハーフ特有の悩みというか感情だと思うのですが…。

韓国人として住んでいるし、韓国の名前で生活しているので、第三者から見れば当然のことながら私はただの韓国人でしかありません。

日本に住んでいる時に、ただの日本人として扱われるのと全く同じです。

だからこそ、私が日韓ハーフであることをしらない第三者と話す時、少し緊張してしまいます。

というのも、韓国人なのに、間違った韓国語を使うと「え?なにこの人?」と思われる(気がする)からです。

現地人でもネイティブでも決してないけれど、かといって外国人でもない、私たちは本当に中間に置かれているなと感じます。


これもまた、日韓ハーフ特有の感情だと思うのですが、韓国に住み始めて、色々なことを学んでから韓国に対する愛着心?愛国心?のようなものが湧き始めました。

これには正直私もびっくりしています。

今までは、韓国というと母国や祖国というよりかは外国の方が感覚的に近かったのですが、自分の中で韓国も日本と同様に自分にとって大切で関係の深い国なんだいうことを感じるようになってきました。

私は、何度も言っている通り、韓国的な物の見方や価値観を得るために韓国に留学に来たのですが、まさにその目標を一歩ずつ達成していることを本当に日々感じます。

これに関しては、また詳しく記事を書けたら良いなと思っています。


次にひしひしと感じているのが、とにかく人の優しさ。

私が思うに、韓国ってみんなで分け合う、みんなで一緒になって生きていくという意識が根付いている気がします。

独立運動、民主化運動、朝鮮戦争などの歴史的経緯があるからかもしれません。

忘れないように、人の優しさに触れたエピソードをここにいくつか残しておきたいと思います。

🤍ある日、マートに買い出しに行った時、私は少し小さめのエコバッグを持っていたのですが、それを見たレジのアジュンマが無言で有料の袋を私のレジカゴに入れて来ました(困惑)。「え?これ有料の袋ですよね…?必要ないですよ、私手で持って帰るので!」と伝えたところ「これおまけ!これから先も絶対使えるし!そんな小さな袋じゃ持って帰れないでしょ!ね!」と袋(ペラペラのじゃなくて普通にしっかりしたエコバック)を勝手につけてくださりました。あの日、あの袋がなかったら、たしかに私はお家に帰れなかったと思います。アジュンマの言う通り、今もエコバック愛用させていただいております😅💖

🤍隔離期間、知人たちは「美味しいご飯食べて」と勝手にペダルを頼んでくれて、おかげで充実した1週間を過ごすことができました。1人ではなく、複数人がそんなふうに言ってくれて、本当にびっくりしました。韓国に来て早々人の優しさに触れて、私はこの国で生きていけると感じることができた出来事でした。

🤍これは、私に直接関係したものではないけれど…。地下鉄に乗っていた時、突然、若い男性が、私の前に座っていたアジュンマにぼそぼそと話しかけていました。何事だろう?と思っていたら、アジュンマが「お腹が空いてるのね?ほら、これ焼き芋だから、あげるよ。いいのいいの、気にしないで。」と、カバンの中から焼き芋を出して渡していました。おそらく男性は空腹だがお金がないという状況に置かれていて、アジュンマに声をかけたのだと思います。男性は、泣きそうな声で「カムサハムニダ…カムサハムニダ…」と10回くらい言っていて、なんだか、すごい場面に出会ったような気がしました。
日本で同じことが起きたら…まあ、同じ流れにはならないのではないでしょうか。私も咄嗟にアジュンマのような行動はできないと思います。でも、韓国では結構赤の他人に親切にする場面を本当に頻繁に見かけます。これは、あくまで私個人の意見ですが、日本の「優しさ」と韓国の「優しさ」は種類が違うように思います。韓国は、一線を越えてまで優しくしてくれる、そんな印象があります。

🤍隔離施設を退所する際、私は3階のお部屋を利用していたのですが、その施設にはエレベーターがなく、大量の荷物をひとりで階段で運ぶしか術がありませんでした。どうしようもなくひとりでフラフラと荷物を運んでいたところ、たまたまお部屋から出てきた韓国人の方が「大丈夫ですか?ぼく運びますよ、任せてください。」と言って重たいキャリーを運んでくださりました😭とってもとっても有り難かったです。

このような感じで、本当にたくさんの人から助けてもらいながら生きています。元々私は人を助けたりするのが好きな方ですが、韓国に来てから、もっともっと人のことを助けられる人になりたい、誰かのためになりたいという気持ちが強くなりました。


たったの4ヶ月、されど4ヶ月、私は人としてとっても進化したように思います。

色んなことを犠牲にしてでも、韓国に留学に来て良かったと心の底から思っています。

それと共に、留学に行くためにたくさん支えてくれて背中を押してくれた(今も特に金銭面でとってもとっても支えてくれています)両親には、感謝の気持ちでいっぱいです。

日本に戻ったら、まずはきちんと自分の口から両親に感謝を伝えたいです。


そして、いつもnoteを見てくださっていて、応援してくださっているみなさんに朗報なのですが…!!(?)

7月に、済州島に自分のルーツを巡る旅をしに行くことが決まりました😭👏🏻

これもまた沢山の人の支えによって実現したものなのですが…!

おばあちゃん(ハンマニ)にももちろん伝えましたが、とってもとっても喜んでくれました🥲🌺

私自身も、済州島でルーツ巡りをすることは人生のやることリストのひとつだったのでとってもとっても嬉しいです😢👏🏻

いつもいいねやコメント、サポートをくださる皆さんにいち早くお伝えしたく、ご報告させていただきました🙏🏻

今後も(は?)色んなことを伝えられるnoteをたくさん書いていきたいと思っていますので、ぜひ見守っていただければ幸いです😌

いつもありがとうございます🤲🏻

おばあちゃんと済州島に行きたい!