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韓国留学中にお世話になった方々にお礼を言いたい🙏🏻

2022年9月、約220日間の韓国留学生活を終えて、日本に帰ってきました。

私は留学中、本当に本当に沢山の人々に助けられて生活してきました。

二重国籍者というマイノリティ性に、韓国語がネイティブでないということもあり、大変なこともたくさんあったのですが、韓国では本当に会う人会う人、全ての人によくしていただき、無事に留学を終えることができました。

今日は、そんな留学中に助けてもらったエピソードを、助けてくださった方々へ感謝の気持ちを込めてしたためていきたいと思います。

大学の国際部の方々

まずは私の留学を全面的に支えてくださった方、そう、大学の国際部の方々です。私は大学の交換留学という制度を利用して今回韓国に留学しました。ですので、私を交換留学生として選考し、派遣してくださった国際部の方々ありきの留学なのです。私は以前から記事にも書いているように、本当は2年生の間、1年間留学に行く予定でした。しかし、コロナもあって一度はその夢を諦めることになりました。その時、一緒に悩んで一緒に悲しんでくれたのは国際部の方々でした。それでも韓国留学の夢を諦めきれず、私は国際部の方々と相談しながら今回留学に再挑戦することを決めました。私が再び留学に挑戦すると決めた時、留学の準備をしている時、留学している間、そして日本に戻ってきた今、常に国際部の方々が寄り添ってくださいました。私が壁に打ち当たった時、何かを乗り越えられた時、いつも一緒に一喜一憂してくださいました。本当にありがとうございました。


いっぱい助けてくれた仲のいい友達、オンニ、オッパたち

私は留学前から韓国に知り合いがそこそこいたのですが、その知り合いたちが隔離中からずっと助けてくれました。まずは隔離中。本人認証ができないためペダルなど頼めない私。ずっとイーマートモール(ネットスーパー)でインスタント食品を頼んで命を繋いでいた()のですが、見兼ねた知り合いたちが「今日は美味しいご飯食べてね」「インスタントばかりじゃ健康に悪いでしょ?」と勝手にペダルを頼んで送ってくれたのです😭誰かが手で作ってくれた料理というのは本当に美味しいものです。外の世界から遮断された孤独な隔離生活…知人たちの気遣いがどれほど嬉しかったか。本当に感謝しています。
隔離が終わった後も、二重国籍者の住民登録はどうなるのか、一緒に調べてくれたり、1人じゃ絶対に行かなかった(行けなかった)ような場所にも連れて行ってくれたり…みんな自分の生活もあって忙しいはずなのに、本当にたくさん遊んでくれました。「持つべきものは友達」と言いますが、本当にその通りで知人たちのおかげで楽しく7ヶ月を過ごせだと思います。本当に本当にありがとうございました。みなさん!日本に来たら今度は私が色々案内しますし助けますので!絶対に連絡してください😊


住民センターのオンニ

私が東大門区に引っ越してきて、住民登録をした時からずっとお世話になっているオンニ。稀にしか見ないであろう二重国籍者である私。色々な手続きにおいて職員さんもよく分からない部分が多かったようで、きっと面倒だっただろうに、ずっと親切丁寧に笑顔で優しく対応してくれました。私が少し気になったことを聞いたら、すぐに調べて(時には色々なところに電話で問い合わせてもくれました)疑問点を解決してくれましたし、何か用があって住民センターに行くたび、私のことを覚えてくれていていつも対応してくれました。国籍選択のことも管轄外なのにいつも親身に調べて教えてくれて、時には相談に乗ってくれることもありました。最後に引っ越しする際に感謝の気持ちを込めて簡単なプレゼントをお渡ししたのですが、涙目になりながらありがとうと言ってくれて、さらにはお礼を用意するから絶対に日本に戻る前にまたここに戻ってきて!と言ってくださいました(結局チュソクと被っていけませんでした…次ソウルに行ったら絶対訪れます😭)。いつも明るく優しいオンニがいたから、役所に行くのも全く怖くなかったし、色んな手続きをひとりですることができたと思います。感謝してもしきれないです。本当にお世話になりました。ありがとうございました。次にソウルに住むことになったらまた東大門区の同じ地区に住みたいと思えるほど、いつも優しく丁寧に、職員の鑑とも言える対応をしてくださりました。私も貴方のようにいつでも人に優しくできる人になりたいです。


大学のトウミ

出会いは…覚えていないけれど(笑)確か大学がメールでトウミの連絡先を送ってきて、お互い連絡しあってねみたいなことを言ってきた気がします。初めて会った時、インスタ交換したらまさかの知り合いの知り合いということが判明してめっちゃびっくりしたね(笑)日本のアニメが大好きで、その影響でちょっとだけ日本語を知ってて。さらには英語も中国語もできて、どんな国籍の人にも偏見を持たずに平等に接してる姿を見てすごく素敵な子だなと思ったよ。お互いノリが似てるからか、一緒にいるときはとっても居心地が良くて。まさかこんなに仲良くなるとは思ってなかったというほど仲良くなったね。私、嬉しいよ。いつも私のことを気にかけてくれて、いっぱい遊びに誘ってくれて、「これuriが好きそうだから買っちゃおっ」って急にプレゼントくれたりもして、とってもとっても嬉しかったよ。日本と韓国なんてすぐそこなんだから、これからも今まで通りたくさん連絡してくれたら嬉しいし、もし貴女が日本に遊びにきたら私が色んなところ連れて行くからね!絶対連絡するんだよ!いっぱい仲良くしてくれてありがとう。


コンビニのアジュンマ

私の住んでいたオフィステルの1階にはコンビニが入っていました。私がこのコンビニを利用するのは、主にゴミ袋(韓国は指定の袋に捨てないといけません)を買うときくらいなのですが…。なぜか(?)いつ行ってもおなじアジュンマが働いていて(笑)私、毎回買うべきゴミ袋のサイズが分からなくて、あれ、いつも何リットル買ってるっけ…とレジで毎回悩んでいたのですが「何人で住んでるの?料理はする?ゴミは多い方?」など質問(もはやカウンセリング)してくれて、ならこのサイズがいいよ〜!と優しく教えてくれました。日本とは違う制度に少し戸惑っていた私に優しく教えてくださってありがとうございました。


管理室のオンニ、アジョシ

私は留学中、オフィステルで一人暮らしをしていました。人生で初めての一人暮らし、自分1人では解決できないことや、分からないことも沢山あって、そのたびに管理室のオンニやアジョシたちに助けていただきました。いつも優しく助けてくださって本当にありがとうございました。退去日にすごく寂しくなるくらいとてもいいお家で優しい方ばかりでした。


大学の国際部で出会った日本人のオンニ

一度しか会ったことがないのですが…。銀行の口座開設のために4時間走り回っていたとき、どこの銀行に行っても「ここでは開設できない」と拒否されまくり心が折れかけていた私が、助けを求めて大学の国際部に行ったときにたまたまいらっしゃったのが貴女でした。最初はお互い韓国人だと思ってよそよそしく韓国語で喋っていましたが、あれ?もしかして日本の方ですか?となり打ち解けましたね。心が折れかけていたところに優しい日本人の貴女が現れてどれほど助けられたことか…。あのタイミングで貴女に出会えたから、もう少し頑張ってみようと奮い立つことができました。お会いしたのもお話したのもあの一回きりですが…。またいつかどこかでお会いできたら嬉しいです。


お節介なくらさい優しいアジュンマたち

韓国のおばちゃんたちというのは、いい意味で「お節介」なのです。こんなことまでしてくれるの?!という領域まで優しくしてくださります。例えば、マートで買い物をしていた時。私は初めての一人暮らしというのもありましたし、日本とは違うというのもあって、とうもろこしを買いたいけれどどうやって買うのが正解なのか(皮は剥くのか?そのまま持っていくのか?)分からずあたふたしていました。その時、突然横からおばちゃんが声をかけてくれて「こうやって買うんだよ〜!」ととうもろこしの皮を豪快に剥いてくれました(笑)日本では他人の領域にズカズカと入っていくことはあまり歓迎されることではないような気がしますが、私はお節介なくらい助けてくださったおばちゃんの行動にとても心が温かくなりました。また、別の記事でも書きましたが、袋を無料でくれたアジュンマもいらっしゃいましたし、本当にたくさんのアジュンマたちに助けていただきました。ありがとうございました。


偶然出会った日本人の友達

ある日ある場所で偶然出会った日本人の女の子。MBTIも歳も一緒ですぐに打ち解けました。性格や考え方が似ていて、一緒にいてすごく楽だし楽しくて。お互い忙しくてあまり遊べなかったけど、貴女と遊んだ日は全部良い思い出です。最後の日には空港までお見送りしてくれて(到底1人で運べる荷物の量ではなかったのでとってもとってもありがたかった)😭しかも手紙とプレゼントまでくれて😭飛行機の中で手紙を読んでボロボロと泣いてしまいました。性格が似ている分、私のことをたくさん理解してくれていたみたいで…「バックグラウンドから韓国語がペラペラだと誤解されることが多くて辛かったといっていたけれど、韓国語がここまで話せるようになるまでには、私の知らないものすごい努力があったと思うし、そんなあなたを尊敬します」と書かれていて、なんだか自分のこれまでの努力が報われたような気がして涙が溢れました。私とってもとっても嬉しかったよ。ありがとうね。日本の出身地はお互い少し遠いのだけど、きっとこれからもたくさん会うんだろうなと何故か確信があります(笑)これからもたくさん楽しい思い出作ろうね。


タクシーのアジョシたち

前まではタクシーのおじちゃんの韓国語って難しい、聞き取れん😣ってなっていた私ですが、知らないうちにタクシーのおじちゃんたちとも仲良くお話しできるようになっていました。大体世間話から始まってどこから来たの?と聞いてくれるのですが、日本から来た日韓ハーフだと答えると「日本好きなんだよね〜!」と言ってくれたり、「こないだの事件、大変だったね。」と気にかけてくれたり。日本から来たという私に前向きで温かい言葉をたくさんかけてくださいました。何より嬉しかったのは自分の韓国語や行動(留学に来たり、韓国語の勉強始めたりしたことなど)をたくさん誉めてもらえたことです。私のたどたどしいであろう韓国語をしっかりと聞き取ってくださり、褒めてくださってすごくうれしかったです。お陰様で自信がついた気がします。ありがとうございました。


両親

お父さん、お母さん、本当に留学に行かせてくれてありがとう。中学か高校の頃からずっと韓国留学に行きたいと言っていた私。一度はコロナでその夢を諦めたものの、その時、背中を押してくれたのもお父さんとお母さんでした。娘を日本ではない別の国に、それも一人で住ませるというのはそれはそれは不安や心配もあったと思います。だけど、私を信じてくれて、韓国に送ってくれてありがとう。お陰様で人生の中で本当に価値のある大切な7ヶ月間を過ごすことができました。誰よりも感謝しています。


本当は出会った全ての人たちに感謝の言葉を述べたいのですが…

ともかく、ここには書ききれないほどの多くの人々に助けてもらって無事に留学を終えることが出来ました。

自分1人では絶対にこんなに楽しく幸せには過ごせなかったですし、ここでの出会いがあったからこそ体験できたこともたくさんありました。

留学中にたくさんの方々に助けていただいた分、これからは私ももっといろんな人の助けとなれるような人間になりたいと思います。

「ありがとう」

たくさん言うのはもちろん、たくさん聞ける人になれると良いな。

おばあちゃんと済州島に行きたい!