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私的No.1クッキー決定戦①

注意:以下に記載する内容は全て私個人の感想です。全て私の好みの話です。


いつの間にか始まっていた…。いつ始めたのかも分からない。あれは成城石井がきっかけだったかもしれない…。

私が乗り換えに使用している駅構内に成城石井があって、次の電車が来るまでにちょっと時間があると、ついふらっと覗いてしまう。色々美味しそうな物が並んでいるけど、なぜかいつもクッキーに目がいく。そしてその週末には気になったクッキーを購入…。別にクッキーが大好きと思ったことは、生まれてから1度もないのに。

成城石井で購入したクッキーは美味かった。しかしもう一度食べたいと言うほどでもない。あんなに惹かれて買ったのに…。
ん?そもそも私はどんなクッキーが好きなんだ?とスーパーで国内メーカーのクッキーを買って食べてみた。もぐもぐもぐもぐクッキーを食べ続け、ある日気がついた。

国内メーカーのクッキーは、口に入れた時の風味はそれぞれ違い、美味いと思うが、ずっと食べ続けていると、どのメーカーも最終的に同じ味に辿り着く
そして私は、この最終的に辿り着く味が好きじゃない。

じゃあ、私が好きなクッキーってどれなんだ?という訳で、うっかり始めてしまった、私的No.1クッキー決定戦。これがなかなか難しく、書いている今もNo.1は決定していない。

私的No.1クッキーには以下の条件がある。

1、比較的手頃な価格で買え、楽に入手できるもの。

どんなに美味しくても、値段が高ければ除外され、どんなに美味しくてもお取り寄せは除外される。また購入店舗は、私の行動範囲内に無理なく入ってることも条件で、わざわざまわり道しなけれは無い店舗で販売されているクッキーも除外される。
私的No.1クッキーは、毎日の生活の中で「これを食べればいつでも幸せになれる」と私が思えるクッキーが対象なので、価格と入手方法は譲れない条件だ。

2.一箱食べても美味しいこと

クッキーは箱の中で個別包装されているが、私はクッキーに限らず、個別包装を日々楽しみにし、何日かに分けて食べる事が出来ない。個別包装されていようが、箱開けたら一気に全て食べきってしまわねば気が済まないのだ。

もぐもぐもぐもぐと、どんどんクッキーを口の中に運ぶので、常に口の中にクッキーがある状態で、次のクッキーを口に入れる事になる。そこで私は「どのメーカーも最終的に同じ味」を発見した。
口入れた時は美味しい!と思うのに、一気食いをするばかりに、口に入れた時の美味しさよりも、口の中に残り続ける味の印象がクッキーの味として記憶されてしまう。
一気食いを止めればいいのだろうが、もういい年の大人なのに止められないので、私の食べ方にクッキーを合わせることにした。

3.なにこれ、うまっ!もっと食べたい!もう一度食べたい!と思う味であること。

私が私の幸せのために購入し、食べるので、私がそう思えるのが大正義である。

この特別でも何でもない、たった3つの条件を満たすクッキーを探す。それが私的No.1クッキー決定戦である。

更に国内メーカーのクッキーを食べでいた時に気がついたのだが、私は今はプレーンなバタークッキーが好きだと気がついた。
若い頃はとりあえずチョコレートばかりで、クッキーもチョコレート味やチョコチップが入っていれば良いと思っていた。しかし今は生地の味を味わいたい。

それからクッキーと言えば有名なおばさんを思い出す人もいるかと思うが、私はあのおばさんタイプのクッキーは好きじゃない。おばさんのクッキーは薄く、固めで軽くサクサクしている。
私が好きなのは、厚みがあって少しだけしっとり感があって、サクサクと言うよりもホロホロ。甘さもだけど何よりもバターを感じたい。
そんな訳で、私的No.1クッキーには、厚みのあるバタークッキーを探すことになった。

さて、国内メーカーは最終的に同じ味と結論を出した私は、国内がダメなら海外へと輸入菓子に目をつけた。
輸入のクッキーで厚みのあるものと言えば、赤いタータンチェックでお馴染み、英国王室御用達の「ウォーカー」のショートブレッド。美味しいよねぇー、うん。嫌いじゃないけど、好きでもないので、ウォーカーは早々に却下。
ウォーカーで良いならNo.1決定戦なんて開催せずに済んでいる。

続いては購入店舗から絞って行こう。輸入菓子のクッキーを手軽に帰る店と言えば、成城石井とKALDIとドンキ。(最初に登場した成城石井のクッキーは輸入菓子ではなく、オリジナル商品でした)。

ではいこう!成城石井へ!待ってろ成城石井!もう一度行くぞ!

しかし私はこの後、輸入菓子の気まぐれさと己の味覚に翻弄されることになるのである。(次回へ続く)

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