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長高利率!『楽天ドル建て債』

楽天が「楽天ドル建て債」を2022年11月に発行し、投資家界隈では大きな話題となりました。利率は10%を超えているため、他の社債と比べてもかなり高く設定されています。

現在の銀行の預金金利のほとんどが、0.001%です。ネット銀行で特定の条件をクリアすると0.2%ほどの預金金利になるものもあります。しかし、仮に0.2%の預金金利の口座に100万円を預けても、年間で2,000円しか増えません。

利回りが10%を超える楽天ドル建て債は、かなりの高利回りと言えます。楽天ほどの大企業がこれほど高利率な債券を発行するのは日本ではとても珍しいことです。

債券にはそれぞれ信用度の格付けがが行われます。S&P500やMoody'sといった格付け機関がそれぞれチェックを行います。一般的に信用度が高いほど利率は低く、信用度が低いほど利率は高くなります。

今回の楽天ドル建て債は投機的水準を示すダブルBプラスです。扱いとしてはハイイールド債、つまり若干信用リスクが高いということです。
このようにリスクとリターンを比較し、投資すべきかどうかの判断をしていただけると幸いです。

もっとも、楽天ドル建て債のような高利率の債券は全ての人が投資できるわけではありません。お金を借りる側も無限にお金を借りたいわけではないので、早い者勝ちという側面もあります。

この記事で伝えたいことは
①日本にも年利10%の商品は存在する。
②常にアンテナを張り、お金の情報を得られる状態にしておく。
そのために、専属の金融アドバイザーが側にいてくれると心強いですね。

参考記事:(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-16/RLF4JET1UM0W01)


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