（NO.1）娘だったら何をやっても良い

2011/12

過去に私が書いていた文章に解説をつけながら、NPDの母のやりとりを書いていきます。

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母の親戚のお通夜お葬式の予定が出来、母のピアノレッスンの代行を私に頼みに電話がきました。 自分が出来ない時はそれなりの理由があるのだから、誠意をもって生徒さんの親に話せばいいと思うのですが、どうしてそれをしないのでしょう？

私は誠意をもって話しをしたらわかってくれる、と思っています。おそらく自分にも無意識でそう思っていたので（投影）そしてそうしない母に怒りがあったのだと思います。
そして、私の都合を聞かず頼んでくる母にも怒りがあったと思います。
ちなみに母のピアノ教室は、規約や約束事がなく、それぞれその都度、適当に対応していました。後でどのくらいの回数を年間にやっていたか数えてみたら41回でした。

数だけやれば先生が変わってもそれでいいという考え。

他に何人も先生がいるのに。
理由は「娘だから」頼みやすい？

ほかの先生には遠慮があるけど、自分の娘だから、自分の延長線上のモノ。

私が頼まれた曜日に「新しい生徒さんが入ったからその日はダメ」と言うと、
母「そんなこと聞いてない！ちゃんと前もって話してくれないと困る」
私「え～～～！だって、そんな話、必要でないから出さなかったし。それを今、都合が悪いからと責められても困る。」

私は自宅教室のレッスンの都合をいちいち母に話したりはしません。

自分の都合を、事前の連絡なしに、自分の思った通りに叶えるべきだと思っていることが読み取れます。
なぜ事前に言ったり頼まないのかというと、私の思った通りになる者だと思っているから。つまり境界性不全です。

私の自宅は４月からレッスンを始めたばかり。 なので１曜日一人みたいなところもある。

それを母は「一つの曜日にまとめちゃったほうがいいよ」と何度も強制。

私「そうしたいのはやまやまだけど、生徒も都合があるしね。それに私家に居るだけだし。午前中は動けるし、別に困ってないし。」 と言っても、納得しない。

これも、自分の望みは叶えるべき。という境界線不全から来ていると思います。

母は、生徒一人のためにレッスンするのは嫌なんでしょう。 でもそれは母の話。私は違います。 その違いがわからないみたいです。 なんだーかんだー、ああ言えばこう言う。めんどっちい。

すると最後に「そのぐらい聞いてくれたっていいじゃない。私はあんたのためにこんなことも、あんなこともしてあげているのに」
出たよ・・・恩着せ。

そのぐらい聞いてくれたっていいじゃない。
自分がやったのは「やってあげた」で、その見返りを求める。
それが恩着せがましくなる。
つまりただの愛情ではないということです。

私「そういうのいやだって言ってるでしょ。それはそれ。自分の都合が悪いと、自分はこうしてやった、ああしてやったって。 自分のレッスンは自分で引き受けてるんだから、正直に親御さんに話せばいいでしょ？ 私が自宅のレッスンをお母さんに頼まないのと一緒でしょ？」

母の思考としては・回数が出来ないと生徒の親が納得しないと思い込んでいる。（自分がそうだから） ・それが出来ないと、自分の都合が悪い→私（娘）が悪い。

母にとって、世の中や、家族以外の他人は怖いものと思ってるんでしょうね。 相手に正直に話して、誠意をもって対応すればいいのに。
娘にやってもらって「数をこなした」と母が思っていれば、親御さんだって同じように「先生違うけど、回数やってくれたから」と思うようになっていきます。 それがわからないんだよねぇ。

これ、実は、私が母に思っていたことではなくて、自分自身に思っていたことだと思うのです。私がそれをできていたかというと、やっぱりできていなかったのでは…と思います。

私としては他の曜日もやりたくなかったので、「私が手伝えるのは、自分が行っている曜日だけ。 そこで振替のために空けてる時間さえよければ入れられるよ。それ以外は行けないから。」

NPDのために代わりにやってあげないことが大事。
できないことはきちんと断る。

ボーダーラインシフトより

母から電話くる時は、ぐちゃぐちゃ話が長くなるけど、 葬式の１回や２回でなんでそう「えらいことになっちゃった！！」と騒ぐ？？
私「そんな騒ぐほどのことじゃないでしょう」と言うと
母「べつに騒いでないわよ。」
私「騒いでるって。」
最後は、 母「わかったわ。○曜日の○時ならいいって言うのね！（怒）」
私「そうだよ」 （プチッ　電話切る） ・・・怒ってましたね～。

なぜ騒ぐかというと、大変だからです。
自分の力では対応できないからです。

でも言い方が強いだけで、会話にはなってました。よしよし。 その後、姉にメールしました。 「母とやりあったからそっちに八つ当たりするかもしれないけど相手にしないでね」 姉からの返事は来ないけど、最近は、情報を分けるように心がけてます。