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見えない悪意との向き合い方

世の中には優しくて善良な人ばかりが住んでいる
ワケではありません。残念ながらある一定数は
善良ではない人がいます。

その人達に出会った時にどう対処したら良いのか
私の実体験を例に進めて行きたいと思います。

いつ、あなたに降りかかってくるかわからないけど知っておく事はそれだけで安心材料になると思って勇気を出して書きました。(私自身も忘れてしまいたい事でもあるのですが、誰かの役に立てたなら幸いです)


・優しさをお金にかえるNさん

相手を心配したり、相手の幸せを願う事はとても素敵で素晴らしい事です。それを普段から出来ている(心掛けている)ならあなたはきっと善良な人だと思います。しかし、その善良な心ゆえに時には
悪意を持った人達に利用される事もあるのです。

悪意を持った人達も実は自分が悪意を持っていると気づいていないという事もあります。そしてその人達は気づかないゆえに何度も同じ事を繰り返す特性があります。

私が実体験した一つに優しさをお金に変える事をしたNさんの話しです。Nさんと私が出会った時はNさんがかなりメンタルダウンしていた時でした。自分に自信がなく「自分なんて…」と常に自虐的な人でした。今なら絶対に近づきませんがその頃の私は「Nさんに出会ったのもご縁だから助けたい」と単純に思ってしまったのです。元気になるようにNさんの悩みを解消するお手伝いを率先してました。私自身はNさんがとにかく元気になれば良いと思っての行動でした。

ある時、Nさんに「自分のように苦しんでるいる人がいる」と言われ「自分1人ではその人を助ける事が難しいので一緒に会って欲しい」と言われ何も疑う事なくNさんと3人でランチを一緒にしました。話しながら私はNさんが「他人の事を思いやれるぐらい自分の状態が安定したのね」と喜んでいました。私と話し少しずつ自信を取り戻し前向きな方向へ行きかけたその方にNさんが「だからここから先へ進むには私の〇〇を受けるべきなんですよ!」と。あまりの事に私自身は「え?何それ。私、宣伝に使われた?」とプチパニックになり。
「Nさんいつの間に〇〇を始めていたの?」と聞くとNさんは今までの弱々しさから一変して堂々と
「もう、資格も取って、表に出てる講師なんです!」と。私は「唖然とはこのことか…」と言葉を失ってしまいました。

その後はNさんは自分のセールストークとクロージングを始めたので私は居心地が悪くなりその場を退席しました。
この話をNさんの共通の友人に話すと驚きましたが、ある意味納得もしました。私の見えてなかったしたたかなNさんを友人は見ていたからです。

その後Nさんとは距離を置き、ほとんど会うことも無かったのですが、風の噂であちこちで同じ様な事をして嫌われているとか利害関係のある人としか付き合わないと散々な話ししか聞かなくなりました。

現在もまだ同じ様な事をしているかもしれませんが私と仲良くしていた時の友人知人は誰もNさんの事を知らないそうです。

結果として、私の優しさはNさんに利用される事になりましたが私の中での気づきがあるとしたら
この一言です。

[優しさは時に相手の毒になる]



この経験を元に私の戒めとして

[誰かを簡単に助けたいと思わない事]
[悩んでいる人に安易に手を差し出さない事]


を徹底しています。



コーチとなった今ではその時に[なぜそうなったのか?][何が原因か?]はハッキリとわかりますので今後は無いと思います。ただ、以外と知らないうちに巻き込まれている善良な人も多く見えるので注意喚起と進言として書いてみました。

*実はまだ他にもエピソードはあるのですがそれは機会があれば書いてみたいと思います。

本当に誰かを助けられる人になりたいならその考えを一旦忘れる事です。人を助ける事は難しいので厳しいようですがオススメはしません。
それよりもまずは自分の幸せの追求を優先して楽しい毎日をお過ごし下さいね。




*コミ逹コーチ 小林真紀(こばねぇ)の質問等はこちらから

https://docs.google.com/forms/d/1QNaZkrN2HX4SHW4oaF53-q4Y1k6nT-B72XLEsnluQQM/edit




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