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今は、いつの頃か、「風の時代」と言われるようになって、(発端は西洋占星術のようですが)物質的な「成功」を求める生き方から、精神的な豊かさである「成幸」を求める生き方、風潮が強くなってきたように思います。

「成幸者」という言葉は、「成功者」の「功」という漢字を「幸」に変えたもので、「成功者」が物質的な成功や業績を意味するのに対し、「成幸者」は幸福や満足感を重視する人を指します。

この概念は、単に仕事やお金の面で成功するだけでなく、心の充実や人間関係の幸福も重視するライフスタイルや生き方を表現しています。

昔であれば、「成金」だとか、「一旗揚げる」「故郷に錦を飾る」など、億万長者(成功者)への憧れもあったと思います。
今でも、別にそういう憧れが無くなった訳ではないけれど、それでも、無欲というのか、必要以上の成功を求めて、家庭崩壊や自身の健康を害することよりも、日々穏やかで、周りの優しさ・人間関係を大事にし、ほどほどのバランスや自然との共生を考える人が増えてきたように思います。

また、デジタルへの移行(PC、スマホ、仮想通貨、メタバース、AIなど)が激しくなればなるほど、同時にアナログ(農業、林業、自給自足、エコビレッジビ、コミュニティ、健康)への自然回帰も進んでいるように思います。

今は、占星術に限らず、あらゆる方面の分野でも、私たちがいま生きている時期は【過渡期】と言われています。
新しい時代の生き方に「成幸者」という概念を追求してみるのは、いかがでしょうか?


◆成幸者の特徴

成幸者の特徴というものを、分かりやすく分解してみましょう。

  1. 内面的な幸福を重視する

    • 成幸者は、外見的な成功や物質的な豊かさだけでなく、内面的な満足感や幸福感を重視します。自分自身が幸せであることが重要です。

  2. バランスの取れた生活

    • 仕事、家庭、友人関係、趣味など、さまざまな面でバランスを取りながら生活します。仕事だけでなく、家族や友人との時間も大切にします。

  3. 感謝の気持ち

    • 感謝の気持ちを持ち続けることが大切だと考えています。自分が持っているものや、周囲の人々に感謝することが、幸福感を高める一助となります。

  4. 他者との良好な関係

    • 他者との良好な関係を築くことを重視します。良好な人間関係が幸福感を増進させると考えています。

  5. 自分らしさを大切にする

    • 自分の価値観や信念に忠実であることが重要です。他人の期待に応えるのではなく、自分自身が納得できる生き方を追求します。

このように、「成幸者」は、単なる物質的な成功だけでなく、全体的な人生の満足度や幸福感を大切にする人々を指します。

これまでは、「お金さえあれば、幸せになれる」という幻想を抱いて人々は生きてきました。
もちろん、そんな幻想に惑わされずに、人として大事なことを守りつつ生きてきた人も多いでしょう。
派手さやゴージャスさの見た目ではなく、実直な生き方に立ち返っていく。
だからといって、貧困・貧相、我慢・清貧ではなく、心の豊かさを重要視するということです。

◆成幸者になるためには、何が必要?

成功者といえば、昔だったら、長者番付とか、高額納税者とか、分かりやすい指標がありました。
あるいは、収入(所得)の額だとか、資産の額など、【お金】という一面や【名声】というところで、テレビに出ている、〇〇で知られている。
熱狂的なファンがいる、など、分かりやすかったと思います。

今でも、形を変え、SNSでのフォロワー数だとか、テレビや有名人に取り上げてもらうなど、残っている部分もあると思います。

それに対して、「成幸者」になるためには、何が必要なんでしょう?

1. 自己理解と自己受容

  • 自分自身のことを知っていること。強みや弱み、価値観、興味を理解し、それを受け入れることが重要です。

  • 自分を知る=自己理解は自己成長の第一歩です。
    この、「自分を知る」というのが、案外難しいもの。占いや心理テスト、性格分析など、いろんな手段・ツールはありますが、「自分って何者なんだろう?」という素朴な疑問はいくつになっても尽きないもの。だからこそ、「自己探求」というのが、大事だし、自己探求を通して、自分を大事にしていくことに、繋がっていくんだろうなと思います。

2. 目標設定

  • 自分が何を望んでいるのか、どのような人生を送りたいのかを明確にし、そのための具体的な目標を設定すること。短期目標と長期目標の両方を持つことが効果的です。

  • 外から与えられた目標を生きているうちは、「自分の人生を生きている」とはいいがたいでしょう。自分で、目標を描いてみましょう

3. バランスの取れた生活

  • 仕事、家庭、健康、人間関係、趣味など、さまざまな面でバランスを取ることが大切です。一つの分野に偏りすぎないように注意しましょう。

  • 価値の序列(バリューファクター)の8分野「仕事、資産形成、家庭、美容健康、人間関係(対人)、学習・勉強、精神性(スピリチュアル)、趣味娯楽」を意識し、原則を大事にした生き方にしていく。

4. 感謝の心

  • よく、「感謝しましょう」と言いますよね。それは、感謝の気持ちを持ち続けることで、日々の生活に満足感や幸福感が増すからです。

  • 感謝することで、「生かされている」自分という存在を大切に想えるし、また、小さなことにも感謝する習慣があることで、「足りている、満たされている」感覚が身についてきます。

  • 人は、感謝を忘れると、「欠乏感」「足りない」「自分はダメだ」という方に走っていってしまいます。

5. 良好な人間関係

  • 他者との関係を大切にし、信頼関係を築くことが重要。その際のキーワードとして、「親切心や共感力を持つこと」。自分自身を大切にしつつ、周囲の人々と良好な関係を維持すること、適度な距離感で接することが成幸の一環です。

  • コントロールできない感情(喜怒哀楽)を、人にぶつけないようにすること。必要以上に介入しないこと。

6. ポジティブな思考

  • 困難や挫折に直面したときも、前向きな考え方を持ち続けることが大切です。

  • 考え方のコツをもつことで、ネガティブな思考に偏りすぎず、また、ポジティブな思考だけではなく、物事をニュートラルに見れるようになることが、問題解決の力となり、幸福感を高めます。

7. 自己成長

  • 人は、「変わりたくない自分」と「成長したい自分」があります。「変わりたくない自分」が強くなると、頑固にもなるし、「昔は、こうだった」と固執し始めてしまいます。柔軟なイキイキとした自分であり続けるためにも、常に学び続け、自分を成長させることが大事になってきます。新しい知識やスキルを習得し、自分を向上させることで、自己満足感と幸福感を得ることができます。

8. 健康管理

  • 身体は資本とは、よく言ったもので、身体的な健康は、精神的な幸福にも直結します。適切な食事、運動、十分な休息をとり、健康を維持することが重要です。特に、若い時は氣にならなかったことが、年々、年を取るとともに、身体のあちこちにガタを感じることもあるでしょう。
    そういったことも含めて、身体も精神面も整えていきたいものです。

9. 自己肯定感

  • 「自己肯定感」と簡単に言うけれど、言うなれば、どこまでも、「自分自身を肯定し、認めてあげられるか?」なんだと思います。その結果、自分に自信を持つことが大切になってきます。自己肯定感が高まると、困難に対処する力や前向きな気持ちが強くなります。

10. 他者への貢献

  • 自分だけでなく、他者に貢献することも成幸の要素です。
    どれだけ、自分のことだけを大切に思ってみても、「人から感謝される」体験がなければ、空しいだけです。ボランティア活動や他人を助けることによって、自分の存在価値を感じることができます。

これらのポイントを意識しながら日々の生活を送ることで、成幸者としての道を歩むことができるでしょう。

◆「成幸者」という言葉を最初に言い出した人は誰?

「成幸者」という言葉を最初に言い出した人は、誰なんだろう?と素朴に思って、調べてみました。

一般的には日本の作家であり自己啓発の講演家でもある西田文郎さんとされています。

彼は、「成功」だけでなく「幸せ」を追求する生き方を提唱し、物質的な成功だけでなく、心の充実や人間関係の幸福も重視することを訴えています。

西田文郎さんの著作や講演活動を通じて、「成幸者」という言葉は広く知られるようになり、多くの人々がその考え方に共感しています。

・・・ということで、西田文郎さんでした。
私は、最初は、よくある、「頑張る⇒顔晴る」のような当て字みたいなものかな~と思って、深く考えてなかったのですが、億コーチのヒロさんが、「成幸者」という言葉を使うようになり、氣になって、今回は、調べてしまいました。

誰が、最初に言い出しっぺだとか、別に良いのかもしれませんが、著作権だとか、あるいは、特許(商標登録)のような、「この言葉を使うときは、許可を得てね」というものだと、実は、使ってはいけない可能性がある訳で・・・(調べたら、やはり申請している団体があるようで、この記事も、もしかしたら、削除要請されちゃうかも!?)

◆成幸者になるには、具体的に、何から始めたら良い?

「成幸者」の特徴や、必要なことがわかったら、では、それを目指すのに、何から始めたらいいか?
書いてみました。

1. 自己理解の時間を取る

  • 自分のことを、どれだけ、理解していますか?
    これには、ひたすら、アウトプット(書き出す)ことが大事になってきます。
    自分の強み、弱み、興味、価値観を見つめ直すための時間を毎日少しずつ取ります。日記をつける、瞑想する、自己分析のワークシートを使うなどの方法があります。

2. 感謝の気持ちを育てる

  • 毎日、感謝していることを3つ書き出す習慣を持ちましょう。小さなことでも感謝することで、ポジティブな思考が育ちます。
    また、「ザ・マジック」という本は、感謝ワークをやるのに、良い本だと思います。

3. バランスの取れた生活を目指す

  • 仕事、家庭、健康、趣味など、生活の各分野に、時間やお金を均等とまでいかないまでも、ある程度のバランスを持って配分します。スケジュールを見直し、偏りがないように調整しましょう。
    仕事だけ、遊びだけ、健康だけ・・・が、一番危険ですね。
    もちろん、時には、何かに「集中」という時期・タイミングもあるかもしれません。
    集中⇒バランス⇒集中⇒バランスと、上手くチェンジしていきたいものです。いずれにしても、長期的に見て、バランスが取れることが良いですね。

4. 良好な人間関係を築く

  • 個人的には、「良好な人間関係」の前に、「良好な自分との関係」を築くことが大事かなと思います。
    自分のことを大事にできないのに、他者と良い顔をしても、自分の氣持ちを置き去りにしてしまいます。自分との対話、自己理解を通じて、その上で、家族や友人、同僚とのコミュニケーションを大切にし、感謝や思いやりの気持ちを伝えましょう。良好な人間関係が幸福感を高めます。

5. 健康を優先する

  • 健康は、失ってみて初めて、「大切だった」と思ってしまうもの。
    適切な食事、定期的な運動、十分な睡眠を確保することで、身体的な健康を維持します。
    特に、日本人は睡眠時間が短いことが有名になっています。基本的に目覚ましを使って起きるというのは、身体が「まだ寝たい」と言っているのを無理やり起こすようなもの。そういうところから、身体の声を聞いていきましょう。健康が幸福感に直結します。

6. 目標を設定する/夢を描く

  • 「あなたは、残りの人生、どう生きたいですか?」
    とある合宿で、問いかけられた、この問い。
    私たちは、ともすると、明日も同じ今日が続くと思ってしまう。

    特に、決まった時間に、決まった場所に行くお仕事などをしていると、半永久的に続くのではないか?と勘違いしてしまうようなことも。
    だからこそ、時々、立ち止まって、決めたいもの。「残りの人生、どうするの?」と。
    それが、「夢を描く」と言うのなら、それでもいい。目標という形がしっくりくるのなら、「目標」と言い換えても良い。いずれにしても、短期的な目標と長期的な目標を設定し、それに向かって行動計画を立てる。

    全てが思い通りに行くとは限らないかもしれない。それでも、毎日少しずつでも前進することが大切です。

7. 自己肯定感を高める

  • 自分で自分のこと、褒めてますか?認めてますか?
    自分に対して肯定的な言葉をかける習慣をつけると良いでしょう。自分を励まし、自己評価を高めることが成幸への道です。
    人から認めてもらう、というのは、自己肯定感ではなく、他者依存になってしまいます。

8. 新しいことに挑戦する

  • 新しいこと、難しく考えず、いつも歩いている道と違う道を通ってみるとか、あまり入ったことのないお店に入ってみるとか、小さなプチ成長、プチチャレンジを、時々してみましょう。
    その上で、自分の成長のために、新しいスキルや知識を学ぶことに挑戦するというのも良いでしょう。読書、オンラインコース、セミナー参加なども役立ちます。

9. 他者に貢献する

  • 「人のために、自分は、何ができるかな?」という意識を持つことが大事です。他人を助けたり、コミュニティ活動に参加することで、自分の存在価値を感じることができます。ボランティア活動や寄付も良い方法です。

10. ポジティブな思考を持つ/氣持ちのコントロール

  • 人は、成長しようとすると、困難や試練がやってきます。
    その都度、挫折したり、めげたりすることもあるでしょう。それに対して、ポジティブな側面を見つけるのも大事ですが、ニュートラルな物事の視点を身につけることで、失敗を学びの機会と捉え、前向きに取り組む姿勢を持つことができます。

◆まとめ

私の中では、「成幸者」とは、「いかに、自分らしく、とことん自分を生ききる」ということなんだろうなと思っています。

書いている項目は、もっともらしく聞こえることばかり。
大事なことや、良いと言われていることは、皆、知っていることも多いでしょう。

昔、職場の同僚で、会えばよくニコニコしている人がいました。
でも、顔はニコニコしているけど、なんか、波動的に「幸せ」という感じはしなかったんです。
今思うと、表面と内面の違いなのかな?と思います。

もちろん、見た目はニコニコ良い感じなので、接していて嫌な感じを受けるわけではなかったですが、「成幸者」という感じでもなかったんです。

この「成幸者」の定義だって、本当は、人それぞれ違ってくるだろうと思ってます。
どれだけ、幸せを味わえるのか?充実感を持てるのか?
日々、変わりのない日常を送っていても、幸せなのであるなら、それでいいし、常にチャレンジングな成長を遂げている人だって、それが、幸せを実感できるというのなら、それもアリなのでしょう。

結局のところ、幸せの形なんて、人の数だけあるのかもしれません。

ただ、物質的なモノ、名誉・名声的なモノを追いかける時代ではなくなっているよね?時代の流れや雰囲気が変わっているよね?ということを、問いかけてみたくて、今回の記事を書いてみました。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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※全然、関係のない話題なのですが、執筆中に、下書きモードの場合、文字数が出るのですが、途中で「4444」とか「5555」と出て、なんか、テンション上がってました。

こういうゾロ目は、天使だとか宇宙からのメッセージという風に捉えることもできます。(単なる偶然という認識でもOKです)


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