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会社員を辞めて、起業・独立したい人はたくさんいる。
でも、正社員という形ではない形での就業をしたいだけで、経営者脳に切り替えて動けている人は、そう多くない。

派遣という形を取ってたり、アウトソーシングという形で受注しているだけというのも見受けられる。

単価が多少高いだけで、働き方の自由度は、正社員よりは若干良いというだけ、というスタイルの人もいるだろう。

別に、そのスタイルを否定するわけではない。

ただ、そのスタイルだと、「億」という数字を見ることはないだろう・・というだけの話。
全ての人が億を目指すべきとも思ってません。
でも、「自分の夢はでかい」と思うのなら、知っておいた方が良い話になると思います。


◆起業・事業には、ステージ・段階がある

最初は、「まず、自分が食べていけるだけのステージ」

その次に「お客様に忙殺されるステージ」
そうなると、スタッフを入れていく。
あるいは、スタッフを入れるのが性に合わないから、お客様の数を減らして、ビジネスを縮小してしまうパターン。

どっちが良い悪いではないですよ。
ただ、縮小という方向に進むのは、一種の壁(天井)を超えられなかったということ。
その規模感が、しっくりくるのであれば、それはそれでOKでしょう。
ほかならぬあなたの人生ですもの。

とりあえず、スタッフを入れて、「お客様からの忙殺されるステージ」をクリアしたとしよう。

そうなると、次にやってくるのが「スタッフ・社員に忙殺されるステージ」
えぇ~?せっかくお客様からの忙殺をクリアしたのに?と思いますか?

これを解決するためには、「スタッフを育てる」という回答をしてはダメですよ。
え?スタッフ育てないと、ダメでしょ?と思いますか?

そもそも、「スタッフは成長したいとは思ってない」可能性があります。
「安定的に働けて、安定的にお給料がいただけて、安定的に休みが取れればいい」これが、スタッフとして、働く人の【本音】じゃないですか?

そもそも、成長する氣持ちが強ければ、そういう人は、【育てた後、独立していく】可能性があります。

となると、【一定の能力・労力があれば成り立つ環境を用意する】ことが肝要になってきます。
これを用意することが、経営者としてのお仕事になります。
お客様対応とは、また違う感じになってきましたね。
それが、【組織で仕事する】ということです。

最後に【業界に忙殺されるステージ】が来ます。
ここまで来ると、業界の中でも注目される存在となっているかと思います。
そこで、【他社から見られて恥ずかしくない立ち振る舞い】に注力していきます。

それを、最初から、力も影響力もないうちから、立派なホームページやら、リーフレットを用意して、広告費だけで、派手な出費をしてしまうと、資金力が尽きた時に、事業がストップしてしまいます。
「見た目で勝負」というのは、最初の段階からはやらない、ということですね。

これを知らない、起業したての人が、プロフィール写真のために、カメラマンにお金を払ったり、洋服にお金を突っ込んだりします。
もちろん、アパレルなどの、美容・見た目重視業界であれば、初期の頃から、多少の投資は必要かもしれませんが、自分の器以上の投資は、分不相応ということ。

私も、それを知らずに、プロフィール写真とか、アメブロのカスタマイズとかに、お金出してたなぁ。。投資してしまってたんです。。本当に、このことを知らなかった、過去の自分に言ってやりたい。。

これを乗り越えた後には、すべてを手離れした、【投資家ステージ】に移っていきます。

これは、「金持ち父さん 貧乏父さんシリーズ」のロバート・キヨサキが提唱する、ESBIクワドラントにも通じる話になってきます。

キャッシュフロークワドラントの図 (画像はお借りしました)

キャッシュフロークワドラントの左側は【労働収入】がメイン。
反対に右側は【権利収入】がメインになってきます。

「左側と右側の間には大きな壁があるよ」というのが、キャッシュフロークワドラントのお話なのです。
詳しい話は、ロバート・キヨサキの「キャッシュフロークワドラント」という本に譲ります。

◆従業員脳とは?

基本的には、組織から与えられたことを、労働力という形で「遂行すること」で、対価をもらう働き方です。

なので、言われたことを言われたとおりにできる人が重宝されていきます。

仕組みを作るよりも、仕組みの中に入って動く方が楽です。

「仕事を作り出す」側ではありません。
「仕事をこなす」側です。

ここまでは、大多数の人がこの立場を経験しているので、なんとなくわかるかと思います。
では、反対に経営者脳を見ていこうと思います。

◆経営者脳とは?

ここまで来ると、「経営者脳ということは、従業員脳とは違うんでしょ?」「だったら、仕事を作る側ということですよね」と答えが返ってきそうです。

実際、その通りではあります。
ただ、だからと言って、元営業マンなどが、即経営者脳か?といったら、それは、残念ながら違う部分が大きいのです。

もちろん、提案営業型のコンサル営業マンであれば、かなり、経営者脳に近いですが、そこに、さらに硬い表現で行くのなら、
□ マーケティングの知識、販路構築、顧客導線構築
□ 商品開発、市場調査、アフターフォローサービスの設計
□ 従業員採用・人材育成・配置

なによりもですね、「誰かにとってのお役立ち」を徹底して追究する係だということです。
それは、従業員であっても、同じじゃない?と思うでしょうか。
もちろん、お客様のため、同僚のため、取引先のためという意識は、皆持っていると思います。
ただ、それを組織という形をとるところまで、責任を負うのが、経営者脳だと思っています。

そして、一番大きいのは仕組みづくりですね。
もちろん、仕組みを作るだけでなく、自分自身も仕組みの中に入っていって、積極的に客先やメディア先に出ていく必要性も出てきます。

ある意味、誰よりも動き、誰よりも失敗を重ね、テスト・検証・リサーチ・テスト・検証・リサーチの連続かもしれません。

◆個人事業主とは?

個人事業主は、経営者脳か?従業員脳か?と言われたら、どっちもあると思います。
その人に置かれた状況によります。

実態で見ていくと、わかりやすいかなと思います。
自分や家族の稼ぎ分だけがあればいい。
組織化するとかなく、一匹狼的な感じであれば、従業員脳でも十分やっていけます。

また、「一人で活動しているから、経営者脳がない」とは言いきれません。
お一人でも、マーケティングを理解して、動いている一人社長様もいらっしゃいます。

◆法人化は?

信用度という意味では、対企業取引がある事業の場合は、最初から法人化でもいいかもしれません。
でも、大事なことは、「うまくいくまでは、大きく勝負には出ない」です。

資金があるから、上手くいくのではないのです。
法人という信用があるから、事業がうまくいくとは限らないのです。

いずれにしても、小さくテストして、小さな成功を積み重ねていく。

最初、派手に打ち上げ花火を上げていたような会社様がひっそりと、引退するようなことも起こりうる世の中です。
なので、法人化したから、できるから、経営者脳というわけではありません。

◆子どものテストに喩えると

変な喩えかもしれませんが、子どものテストになぞらえてみたいと思います。

従業員脳は、100点を早い段階から取ることを求められる。
なので、テストの点は0~100点の範囲だけ。
何年経っても、100点を取れればまず大丈夫。

経営者脳は、最初でたらめでも良いから、いろんな方法で、1点を探しに行く。
そして、当たった1点を、同じやり方で再現できるか?と積み重ねて行く。

1+1+2+3+4+5+6・・・・
こんな感じで、積み上げていくのが、経営者脳。

最終的には、何点、何万点となるか、わからない世界です。
ある意味、金鉱、金脈探しと大して変わらないかもしれないです。

もちろん、市場の大きさもあるでしょうから、ある程度の金脈の大きさが見えてきたら、それ以上は、無理した積み上げは、しなくなる。

だから、決まった100点を取りに行く発想にはなりません。
答えを欲しがる人には、つらい世界かも。
答えを探すのが好きな人には、しんどいけど、楽しいかも。

なんとなく、違いのイメージは掴めたでしょうか?

こう言ったことも、一足飛びに、「スイッチを切り替えて」という話ではなく、徐々に経営者脳をインストールする感じで良いと思います。
ただ、従業員脳同士で、話していると、堂々巡りになると思うので、視座の高い人、既に経営者脳を持ってそうだな~という人のそばにいることが大事になってきます。

大きな夢がある人は、ぜひ経営者脳に切り替えていって、小さな数字から積み上げていってください。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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